ワイヤーチェア製造再開とそんなワイヤーの話

昨年末から製造がストップしていたイームズのワイヤーチェアの製造が再開しました。
結構前に再開していたのですがブログに掲載するのを忘れていました。

以前製造がストップしたと告知してから半年弱かかりましたね。
ええ、告知しましたよね。見ましたよね?見てないんですか?載せましたよ。たぶん。

せっかくなのでワイヤーチェアの話も。


写真の仕様はシートとバックパッド付の仕様です。
通称ビキニパッドと呼ばれていますが、まあなぜそう呼ばれるかは見れば分かりますよね。

ワイヤーチェアは1950年初期に誕生しました。
イームズはシェルチェアをもともとは金属の一体成型でも作る構想をしていたのですが、製造上の都合から製品化はされませんでした。
しかし、ワイヤーを組み合わせるという斬新な発想により、金属のシェルチェアを生み出しました。
それがこのイームズ ワイヤーチェアです。
当時はベースも8種類から選べましたが、現在は写真のエッフェルベースのみです。


彫刻的な美しさからアートオブジェとしても評価されており、実用性もあることからプラスチックのシェルチェア同様に人気のある作品です。
この技術はデザインにおける最初の特許取得と言われていますよ。

シェルチェアに比べると格段に値が張りますが見た目の美しさでチョイスする人も多いです。
嘘です。多くないです。多くないですが こだわる人は居ますよ。

Herman Miller
Eames Wire Chair
パッドなし ¥92,400 (何も付属品が無い状態)
シートパッド付 ¥136,500 (座面のみパッド付)
シート&バックパッド付 ¥199,500 (写真の仕様)


ということは、このビキニパッドだけで¥107,100ということですか。
あれ、本体より高い?


case study shop
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL 052-243-1950

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