シェルとベースを取り付けるとき。

このブログの上カテゴリーに”画像について”という欄を増やしました。
こんなことを書かなければならないことがありました。
 
さて、ちょっとシェルチェアのショックマウントについて書こうと思います。
黒いゴムのショックマウントですが、マウントが外れやすくなるベースの取り付け方があるので、シェルチェアとベースを自分で取り付けようと思っている人は参考にしてください。
 
 
まず、シェルチェアとベースをネジで繋ぐときは、裏返して自分の膝の上に置いて作業をするとやりやすいですよ。
これなんかは黒いゴムのショックマウントのネジ穴と、エッフェルベースのネジ穴が4箇所ともピッタリなので、なんのストレスなく取り付けられそうですが、実際にはそうでもありません。
 
 
マウントの中にワッシャーが埋まってますが、あまり気にしないでください。
ベースとシェルをピッタリ合わせた状態にすると、3箇所は上写真のように隙間があまりないのですが、
 
 
一ヶ所けっこう隙間があります。
 
この隙間ですが、ネジで締めれば当然隙間が無くなるので、4箇所全部をネジ締めすると一見問題が無いようになります。
が、この状態で使用すると付け直したばかりのショックマウントでも数日で外れたりすることがあります。
これ、ベースがショックマウントを引っ張る力が半端ないんですよ。
 
 
なので、この隙間がなるべくなくなるようにワッシャーやスペーサーなどを”かませて”調整をします。(スプリングワッシャーとか)
それから力加減。締めすぎ厳禁ですし、緩いのも良くありません。
この微妙な力加減は慣れとしか言いようがありません。
 
この隙間に気を付ければしっかり固定されるので、すぐにマウントが外れるようなこともないと思います。
 
なんというか、フィーリングです。
 
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2 件のコメント :

  1. 大変参考になりました。
    実はちょうど昨日スプリングワッシャーを4つ購入して、何も考えずに4箇所のマウントに入れてギッチリ締めたばかりでした。

    >この隙間がなるべくなくなるようにワッシャーやスペーサーなどを”かませて”調整をします。(スプリングワッシャーとか)
    これは「隙間があるマウント箇所にはスプリングワッシャーを入れて、隙間のないマウント箇所には入れない」という解釈で良いでしょうか?
    誠に恐縮ですが、締め方のコツも含めて教えていただけましたら幸いです。

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    1. コメントありがとうございます。

      >これは「隙間があるマウント箇所にはスプリングワッシャーを入れて、隙間のないマウント箇所には入れない」という解釈で良いでしょうか?

      ↑その通りです。隙間がある部分にだけ使ってください。
      慣れていない場合はワッシャーよりスペーサーの方が良いと思います。
      スペーサーには水道管の隙間を埋める様なリング状のゴム等を埋めると良いですよ。

      締め方のコツは・・・感覚としか言いようがないのですが、そうですねぇ。
      手でドライバーを握って回すと締めすぎるので、ある程度回した後に、指だけでドライバーを持って、それほど力を入れずに回そうとして、その状態で回らなくなればそれで良いです。それ以上締めないようにしてください。

      参考にしてください。

      ogiso

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