アレクサンダー・カルダーの話 2013/7/3

この話を急に思い出したので、最近の流れとは関係なく書きますね。
 
 
引用:TACHEN EAMES P.38
写真はおなじみイームズハウスです。
しばしば模様替えをしていたそうなので、同じ部屋でもインテリアが違ったりします。
この写真の注目は真ん中のトゲトゲしいモノ。
これ、アレクサンダー・カルダーによるスタビールです。
 
 
引用:TACHEN CALDER P.55
これですね。
いやー、何を表しているかは分かりませんが、こう訴えかけてくるデザインは素晴らしいですよね。
カルダー大好きです。
 
”スタビール”は針金や金属作られた動かない彫刻の事です。
 
じゃあ動く彫刻ってなんぞや?って思うかもしれませんが、それは”モビール”のことです。
 
 
引用:TACHEN CALDER P.1
モビールって最近よく聞きますよね。天井からつるしてユラユラ揺れるオブジェです。
日本でも割とポピュラーなインテリアとして認知されつつあるようです。
 
そのモビールを芸術作品として創始したのがアレクサンダー・カルダーです。
そもそもモビールという単語はマルセル・デュシャンがカルダーの動く彫刻を表現するために考案された名称なんですよ。
※デンマークでは古くから古して揺れるオブジェ自体はありました。
 
カルダーの功績を書きだすときりがないのでまた機会があったら書きます。
 
 
それで本題です。
 
白川公園内にある名古屋市美術館に彼の作品があるんですよ。
 
 
ほらここに。
彼の1969の作品である「ファフニール、竜Ⅱ」が展示してあります。
 
よりによってストリートビューのキャプチャかよ!全然わかんないよ!
という人は実際に見に行ってください。
 
せめて写真を撮って来いって?いやー、もう外が暗いのでまたの機会で。
 
 
いやいや、名古屋遠いし行けないからって人には、そうですね、こんなのです。
 
 
引用:TACHEN CALDER P.39
名古屋市美術館内の写真ではありません。
もし遠方からうちの店にお越しの際はついでにこれも見ていけるとイイですね。
 
 
ところで上の写真の場所はどこなのでしょうか?そしてこれを名古屋に持ってきたのか、それとも新たに建造したのか。
 
美術館のスタッフに聞いたら教えてくれますかね?
 
 
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL 052-243-1950

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