2017年12月17日日曜日

イームズ670ベースと671ベースのこと。ラウンジチェアに使われている脚です。

GREENBERGカメラ直撮り
1957年のハーマンミラー社の広告です。

今のイームズコントラクトテーブルとシェルチェアの組み合わせと少し違いがありますね。気づく人は気づくでしょう。

例えば、シェルチェアがHベースなのですが、グライズがブーツグライズになっていたり脚が通常より長かったり。

えーと、Hベースというのは現行品で言う4レッグベースのことで、ご覧のとおり4本脚のシェルチェアベースです。
グライズは脚先のパーツの名称で、ブーツグライズはブーツのように履かせてあるグライズのことです。このグライズは現在ハーマンミラー社はどの製品にも採用していません。

そしてコントラクトテーブルと思いきや、ベースがコントラクトベースではないです。
5本に脚先がわかれていますよね?



これも
あとこの写真も。こちらも1957年の広告です。

テーブルは同じく5本に脚先がわかれているタイプです。

このベースはイームズラウンジチェアにも使われている脚で、670ベースという名前です。
スピーカーにも使われていてラウンジチェア以外にも見かけることがありました。

670ベースはイームズラウンジチェアの”ラウンジチェア”に使われている脚です。
オットマンの方の671ベースはシェルチェアに使われていましたよ。



こっちはハーマンミラーの昔のカタログ
ほら。

PACという名前が付いていますが、PはPivoting baseの頭文字で、AはArmでCはChairです。
回転するのでPivotingですね。そういう意味です。

でも、Polished aluminumのPだ説もあります。

前者が有力なのですが、後者もそういった記載があったりしますよ。


今はこの脚はラウンジチェアにしか使われていませんね。だからテーブルもシェルチェアも昔の話です。ヴィンテージ品だとありますけど、若干レアです。


特に理由はないのですが、何となく書いてみました。この話。


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