ヴィンテージのシェルチェアはご存知の通りファイバーグラス(ガラス繊維)が入っていますね。
年代によって含有量が違うんですよ。
80年前半 |
60年前半 |
70~80年 |
簡単に言うと古ければ古いほどファイバーグラスの量が多くなっています。
それに加えてシェル自体の厚みも薄く作られています。
特にゼニス製造時代のシェルは最高に薄くて光を照らすと手がすけてみえるぐらい薄いです。(ここで載せれる写真が無いですけど。)
何故かというと、当時はプラスチックがまだ高価で、そのプラスチックの使用量を抑えるためにファイバーグラスを多く入れていました。
それが年数を重ねるごとにファイバーの量が減っていき、80年後半の最終モデルは「これグラスファイバー入ってる?」と思うぐらい少なくなっています。
あとは環境などによる配慮で製造終了、いまポリプロピレンって感じです。
グラスファイバーは好きな人には堪らない要素です。
私も好きです。
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