お客さんにこんな本を貸してもらいました。
という話。
「名作椅子に座る 武蔵野美術大学美術資料図書館 近代椅子コレクションより」
この本、読んだことがないどころか存在も知りませんでした。（一般販売されてないですし）
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| 憧れのバルセロナチェア |
内容はタイトルの通り名作椅子の座り心地を紹介するというシンプルながらも興味深い内容です。
掲載されている椅子達は武蔵野美術大学がコレクションしているものだそうですが、ちゃんと当時のヴィンテージ品や正規のメーカーのものを揃えているのもグッドです。
椅子を紹介している本はたくさんあると思うのですが、その座り心地や構造について説明している本は少ないはずです。
裏側の貫や接合についても書いていますよ。
資料的価値もありますね。
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| これ、シェルチェアの説明図です |
とくにこの「体圧分布図」が面白いです。
説明によると椅子に感圧センサーを取り付けて、背もたれから座面のどこに体重がかかっているかを調べたグラフィックだそうです。
こんなこと知る機会がないので色々発見があって素敵ですね。
今日は世の中にはこんな本があるよ！って更新でした。
余談ですけど、この間紹介したエレファントスツールもコトブキのヴィンテージ品が紹介されていました。
ただ、スツールというすごく簡素な名前で紹介されていましたけど、”エレファント”って名称はどこにいったのでしょうか？
case study shop nagoya
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TEL 052-243-1950
7/31に「ムサビのデザインⅢ」の展示を観に、武蔵野美術大学美術館に行ってきました。
返信削除併設の図書館の前には“椅子の展示室”があり、壁面と床にズラリ「名作」の面々が鎮座ましましていました。
残念ながら、当日はその展示室は閉まっていましたが、仕切りがガラス板であったので、外から指をくわえて眺めてきました。あれだけの収蔵品があれば、こんな本もあるのでしょうね。図書館も物色してくればよかったなぁなんて思いました。ちなみに、最寄駅からは、かなり遠いです。
コメントありがとうございます。
削除ムサビのデザインⅢは8/18までやっていましたよね。私も行きたいと思っていたので羨ましいです。
展示室の写真を見ましたが、あれほどの貯蔵量はなかなかあるものではないですよね。
多分図書館にこの本があると思うので、また行く機会があれば探してみてください。