いまHerman Miller社の製品でよく売れるのがイームズラウンジチェアなんです。うちに限った話ではありません。
消費税増税前の駆け込みってやつでしょうね。
写真のウォールナットにブラックレザーは通常国内在庫品で納期は一週間なのですが、かなり先の便まで在庫が客注で埋まってしまっているので納品まで11週間はかかるそうです。
今ご注文いただいている皆さんの分もかなりお待たせしていてすいません。(個別で連絡しているのですが、あんまり連絡しまくるのも迷惑だと思って進展があるときだけ連絡をするようにしています。)
ウォールナットのブラックレザーでチェアとオットマンセットは¥567,000(税抜)です。
このぐらいの価格になると3%は結構違ってきますもんね。
欲しいと検討している人はぜひうちでご相談ください。
納期はどうもならないですけどね。なるべく良い話するようにしています。
今日はそんなラウンジチェアの話を書きます。
ハーマンミラー社のHPにはこのラウンジチェアの説明に「19世紀のイギリスのクラブチェアを20世紀版に解釈したものと評される」と書いてありますが、これはどういうことかも書きますね。
ちょうどハーマンミラー物語のことをこの間書いたので、その内容を抜粋します。
イームズラウンジチェアが登場したのは1956年。 ※以前に間違って57年と書いちゃいました。
【からだを温かく受け入れてくれて、野球の一塁手のミットのように、よく使われるイス】引用:ハーマンミラー物語P.120という想いでこのラウンジチェアとオットマンが出来上がったそうです。
それが、【19世紀のイギリスのクラブでの紳士のように、男と男が心置きなく集い、談笑できる環境、それを20世紀のイスの形で、というイメージでもあったということです。】引用:ハーマンミラー物語P.120
ということだそうなんです。
発売当時は$404で、当時の消費者物価指数とか調べてないんであれなんですが高かったんだと思いますよ。きっと。(てきとう)
今でこそこのラウンジチェアはパーソナルチェアの最高峰と評され、誰が見てもその重厚かつ端正なフォルムに憧れるものですが、発売時はどうもそうじゃなかったそうです。
【しかし、無条件でこの椅子に一票を投じる人ばかりではなかったということです。これまでのイームズ・チェアの、軽さ、エレガンス、シンプル、ローコストから外れているというのです。チャールズ自身は、『外づらは悪いかもしれない、しかし、多くの人たちに楽しんで使ってもらっている』といっていました。】引用:ハーマンミラー物語P.120
なんてことが書いてあるのですが、外づらが悪いってそんな馬鹿な!といった感じですよね。
このチェアも今年で58年目。
今も昔も皆が憧れる椅子というものは素晴らしいものです。
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