今日は午前中に「印象派を超えて-点画の画家たち-」を観るために愛知芸術文化センターに行ってきました。(もし読んでいたらAさんありがとうございます。)
ピエト・モンドリアンの作品を生で見る貴重な機会ですからね。
いやー、素晴らしいの一言です。4/6までですよ。
さて、今日はお客さんからの依頼で張替えしたシェルチェアを紹介しますね。
その依頼されたご本人にお見せするためにも詳しく書きます。
サイドシェルを持ち込みされて、生地をこちらで選択していただきました。
ホワイトのモールにホワイトっぽい色の生地で張替えるのは初めてだと思います。
ラムースという人工スウェードでして、すごくしっとりして柔らかな仕上がりです。
実際のスウェードと違って汚れにも強く、丈夫でお手入れも簡単です。良いとこどりですね。
ウレタンと相まって最高の座り心地です。
しかし張替え難易度の高い生地ですね。
すぐ皺になるうえに、ウレタンの形がもろに浮き出ますからね。
それをここまで仕上げるのはさすが職人技と言わざるをえません。
裏もパーチメント。ヴィンテージのHerman Miller米国製です。
おかげで全体的に非常に上品な仕上がりです。依頼人のセンスが良いですね。
あ、モールは新品に交換しましよ。
なのでこんなに真っ白なんです。
もちろんモールも縫っているのがcase study shopに張替えを依頼する売りです。
この部分が重要です。たいていの場合接着で終わっちゃいますからね。
売りですと言いながら現在うちでは新規の張替え依頼をストップしています。
今回のこのシェルも出来上がりまで4ヶ月もかかりましたし・・・
でも、すこしづつ落ち着きつつあるようなので、職人の作業具合を見てまた再開するときは告知しますね。
お渡しが楽しみですね。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
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