そういえばですね、そういえば、急に思い出したんですけど、エンボディチェアの説明ってしてなくないですか?
そう思ってブログの過去を見たんですけど、展示の報告だけでやっぱりしたことなかったです。
ということで突然ですが今日はエンボディチェアの使い方を話します。
興味ない系の人はまた明日!
これですね、エンボディチェア。
Herman Miller社のワークチェアの中で最高級のモデルです。(アルミナムとかソフトパッドとかは除きます。)
価格と性能は比例しますが、だからと言ってアーロンチェアやミラ2チェアより優れているかというと、必ずしもそうではありません。
これらは、使い方や好みで選ぶものです。
とくにアーロンチェアと比べられがちなのはデザイナーが半分同じだからですね。
アーロンチェアはビル・スタンフさんとドン・チャドウィックさんの二人によってデザインされ1994年に発売されました。
それから、エンボディチェアはビル・スタンフさんとジェフ・ウェーバーさんの二人によってデザインされ2009年に発売されました。(日本の発売年)
そのビル・スタンフさんは2006年にお亡くなりになっているので、エンボディチェアは遺作になるわけです。
当初アーロンチェアを超えるワークチェアを作る!というもと開発が始まったそうですが、結果出来上がったものは別物ですね。
確かにアーロンチェアを超えている部分も多いですが、アーロンチェアのほうが優れている部分も多々あります。
繰り返しになりますが使い方と好みでしょう。
じゃあエンボディチェアはどう使うのか。ですね。
まず、座る前に背もたれの傾きを調整します。
もともと背骨が逆S時になるように設計されたこの背もたれ。
↑このように角度を変えられます。
リクライニングを調整しているわけではなくて、背もたれのカーブを変えているんです。
人の身長体格はそれぞれなので、ここで背骨のフィットを調整するわけです。
これに関しては体感しないとわかりづらいかも。
身長180cmの場合 |
エンボディチェアはこのように後ろにもたれて使うものです。
前掲もできませんし、背もたれを垂直でも使いづらいです。
とにかく後ろにもたれる。
この姿勢は肺が広がるのでたくさん呼吸時にたくさん空気を取り込めます。
そうすると、脳にたくさん酸素が供給されるので、集中力が高まったり、リラックスしたりするわけです。
それに身体を自由に動かしやすいので、血流が良くなるという効果もあります。
これはテレビなんですけどね。視聴はできないです。 |
それと、本来はディスプレイの高さを目線に合わせてください。
↑今の状態だと目線だけ下に向くので、首が凝ってしょうがないと思います。
このぐらいにしたほうが良いので、デスクトップPCの場合は高さの調整をして、ノートパソコンの場合は調整が不可能なのでモニターアームを使うしかないですね。
もしくはCBSのモニターアームセット。
あと、肘掛がほかのワークチェアより高い位置に止めることが出来ます。幅もかなり狭くできます。
おかげで腕を載せやすく、デスクの天板とフラットな位置ぐらいにすることが可能です。
キーボード作業をすること前提にエンボディチェアは作られていますのでこの辺はかなり楽ですね。
それでいて保証が12年。(ガス圧シリンダーは2年)
ま、これはHerman Miller社の全てのワークチェア共通の保証期間です。
しかしエンボディチェアは後ろにもたれて使うしかないので、書き物をしたりとか、前かがみで作業したりとかが苦手です。
そうした作業が多い人はアーロンチェアかミラ2チェアとか他のワークチェアにしたほうが良いです。
あとは実際体感して自分に合うかどうかが重要です。
説明することはまだまだたくさんありますから。
生地の種類も豊富ですが、ほとんどが受注生産のため納期が11週間~かかります。
Herman Miller
Embody Chairs
size H~1105 W~705 D~457 SH~520mm ※最大時
リズム生地 https://www.casestudynagoya.jp/SHOP/embodychair-rhythm-bk.html
バランス生地 https://www.casestudynagoya.jp/SHOP/embodychair-balance-bk.html
ポリッシュドアルミニウム https://www.casestudynagoya.jp/SHOP/embodychair-balance-bk-polish.html
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