なんか最近またワークチェアの接客が多くなってきました。
そんな時期なんでしょうかね。なにか要因があるのでしょうか。
Herman Miller社のワークチェアを選ぶ要因の一つに、保証期間の長さがあると思います。
アーロンチェアは保証12年!っていったら魅力的ですよね。ミラ2もセイルもエンボディも保証12年ですけど。
そんなわけで今日はその”保証”について書きます。
これ、手放しになんでも保証するわけじゃありません。
ちゃんと理解したうえで買いましょう。
ワークチェアに限らずHerman Miller社全ての製品が対象なので、シェルチェアとかにも参考にしてくださいね。
まずHerman Miller社のHPにある品質保証のページを見てくだせえ。
長々と保証の要件が書いてあります。
要約したうえで重要なポイントをいくつか書きます。
・ハーマンミラージャパンを通して新品を正規代理店で購入した場合に限り保証が受けられます。
中古、譲渡(オークションも)、並行輸入、その他要因全て保証対象外。必ず新品を正規代理店で買った場合のみです。
正規代理店以外で買ったものは知りません。昨日も書きましたがお店選びは大切に。
買った店が正規店ならその店が無くなっても保証は継続されます。ここ重要。買う店が大事。
・ワークチェアの場合保証は12年間!(ガス圧シリンダーは保証2年)
そう、高さ調整をするガス圧シリンダーの保証期間は2年までで、それ以外全てが12年間です。
えー、全部12年じゃないのかー、それに2年って短くね?と思うかもしれませんが、ガス圧2年は長いほうです。他のメーカーも最大の保証年数を書いているだけなのでパーツごとに保証年数が分かれていますよ。
このガス圧、壊れやすいから保証できないというより、一番負荷がかかるものなので使い方が悪いとダメになってしまいます。手荒に使うのはNG。なので2年まで。
丁寧に使ってくださいね。って言っても使う人次第ですからね。
・普通に使っていて壊れた場合無償修理
自分で壊したのはダメです。それから通常の使用範囲外の使い方をして壊したり、無茶をしたり、悪環境で使って壊したのもダメ。
天災、事故も対象外。
・分解・改造したものは保証対象外
ダメ。絶対。
・経年劣化は保証対象外
日に焼けたとか汚れたとか変色したとか、ペリクルが柔くなったとか、動きに多少ぎこちなさが出たとかは修理対象外です。
あと軋み音、動作音のことですね。これも保証対象外。長く使っていて軋まないワークチェアなんて稀です。
多少動きが悪くなったからいっそ壊してしまえ!って壊すと保証対象外になるので注意してください。
その経年劣化でも座面が座れなくなるぐらい柔くなったり、動きに支障が出たら保証修理できます。
この動きの劣化についてはある程度使い方の説明を受ければ避けられます。
・保証対応は購入店の仕事
以前と変わって保証対応するのは販売店の仕事になっています。
うちで買っていただいたワークチェアの保証対応を受けるためにはいやでもうちに連絡してもらうことになります。ちゃんとやりますよ。
そしたら私がハーマンミラーメンテナンスに連絡を取って、集荷の手配などすべてを行うわけです。
この対応ができない店だとアウト。あと手配のスムーズさとか。
ちなみに、いま付属の保証書って使いません。販売店で販売データとして残した履歴から保証対応するわけです。うちで販売したものだから保証します。ってな感じで。
ちなみに、もし有償での修理となると安くないです。
参考としてガス圧シリンダーの修理で送料込みでだいたい2~3万円ぐらいかかります。
結論:
丁寧に使ってください。
case study shop nagoya
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