真鍮、銅のベースの話 2015/7/10

真鍮、銅のベースを作ったわけですが反響あります。ありがとうございます。
今日はそれの話を書きますね。


銅ベース
真鍮ベース
今回、真鍮、そして銅のメッキ加工を施したこのシェルチェアのベースを作ったわけですが、このアイデア、以前からずっと考えていたアイデアなんです。確か最初に目黒の社長さんに構想があった気がするんですが、突然私が言いだした気もしますし、ちょっと記憶があいまいです。なにせずいぶん前のことなので。
とにかく、それがとうとう実現したということですね。

ちょうどいま、Kartellから金、銀、銅カラーのプレシャスシリーズが出ていますし、渡辺力さんの銅の時計とかも扱っていますし、ネルソンクロックの真鍮とか復刻しましたし、そこら辺からインスピレーションしたのかな?って思われているはずなんです。

違うんです。もっともっと前から出来たらいいなって考えられていたことなんです。
これは逆で、もともと銅とか真鍮とかキラキラしたプロダクトが好きだから、その類の商品をお店でも展示しているってことです。

シェルチェアのベースを赤とか他の色にするということは他でやっている例があります。
もしかしたら”金色カラー”や”銅色カラー”のベースをやっている場合もあるのかもしれません。(見たことはないですけど)

ここで一番重要なのは、今回case study shopとして作られたこのベースは真鍮と、純銅をメッキにしたということで、スプレー式の施工ではありません。まさにこだわりです。
詳しい施工方法は書きませんが、漬け込んまないとできない方法なんです。
この施工、読んでいる人の中で詳しい人はいるでしょうね。
目黒の社長さんが出来る当てを持っていたので、そこでやってもらっています。

あと、クリア仕上げにしませんでした。これはわざとです。というか目黒の社長さんの判断です。
クリア仕上げにするとピッカピカになるのですが、経年変化がしづらくなるんです。
ヴィンテージのシェルチェアを取り付けるわけですから、ベースは経年変化したほうが良いとの判断です。


このスペシャルなベースなんですが、これを参考にしていただいて、注文があったらまた新規で作るということをしています。

本当は真鍮のエッフェルベースが欲しかった!という人もいらっしゃるかもしれません。その人にはオーダーしてもらえば制作するということです。
Hベースも良いですし、ラウンジベースでもなんでもやりますよ。

金額は、元となるベースをまず選んでもらいます。
そのうえで施工料としますので、その都度見積もりということになってしまいます。

ある程度は今回作ったベースの販売価格が目安になると思います。

別にベースをこの真鍮にしたほうが通常より格上とかそんな風には思いません。
純製も最高です。クロームベースもブラックベースもそりゃ格好良いです。


選択肢はある方が良いということですね。


case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

0 件のコメント :

コメントを投稿