ヴァーパンの話 2016/7/5

昨日は昨日は昨日の夜はVERPAN社のセミナーがありましたので行っていました。
デンマークのVERPAN本社よりセールスマネージャーが日本にみえていて、周っているそうですよ。

ヴァーナー・パントンさん自身の話と、VERPAN社の実績について聞きました。

そんなわけで今日はVERPANについてちょっと書きます。


VERPAN HPのキャプチャ

VERPAN(ヴァーパン)は2001年か2003年にデンマークで設立されました。年数曖昧。設立は2001年で照明の生産販売が2003年から?
代表のピーター・フランゼンさんはフランゼン社創業者のベニー・フランゼンさんの息子です。

VERPAN HP http://www.verpan.com/

ヴァーパンは名前にもわかる通り、ヴァーナー・パントンさんのプロダクトのみをライセンスを取得し、復刻・生産・管理をしております。
特に重要な部分にヴァーナー・パントンさんの妻であるマリアンナ・パントンさんが監修に携わっていることです。もっとも彼をよく知る人物による正確な復刻といえます。

実際ヴァーナー・パントンさんがご存命の時も、クリエイティブな部分以外は全てマリアンナさんがおこなっていたそですよ。

一つの製品を復刻するにも、そのオリジナルを元に、マリアンナさんの監修を経て、良い部分は忠実に守り、劣化が目立つパーツは新たな素材にするなどクオリティを上げています。

パントンさんのプロダクトが評価されたのはまだ割と最近ですので、これから日本でも広がっていくと良いですね。
評価がまだ最近というのは私の見解じゃなくて、VERPAN側の見解ですよ。


昨日聞いた内容の中で最も興味深い話題が、ヤコブセンのアントチェアはパントンがデザインしたのではないか説です。
これ初耳も初耳ですし、そんなことあるの?と驚きなのですが、ちゃんと理由のある話でした。
パントンさんの経歴を聞くとわかりますよ。

アントチェアっていうと、成型合板の一体で座面と背もたれを作ると、腰掛けて背もたれに荷重をかけた時に、当時の技術ではどうしても背と座の間にクラック(亀裂)が入るってことで、そのクラックが入る部分を削っていったらあの形になったって記憶しています。
今はどうやってストーリーを説明しているんでしょうかね。
私がフリッツハンセンと繋がりが無いので知りませんぜ。


えーと、ヴァーパンの話でした。

興味があれば。


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