もっと周知されてくれると良いですね。
ところで、その入荷時の更新(http://case-study-shop.blogspot.jp/2016/12/20161223.html)のときにも書いたのですが、なにがわからなくて好きなものなのにこのウルムスツールをお店に入れなかったかを少し書きますね。
雑誌を見直していて目にとまったので今日はそれを書こうって思いました。
1999年 雑誌コンフォルト No.38カメラ直撮り |
名前はスガビッロ(Sgabillo)で、ザノッタ社から発売しているものです。今もです。
このマックス・ビルさんのスツールは、ザノッタ社と、そしてうちでも販売しているヴォーンベダルフ社の2種類が存在していました。
ちょっと前にはヴィトラ社からウルマーホッカーという名前で販売もされていましたよね。
ここら辺の事情がよくわからなかったので、曖昧なままではやりづらかったので販売していませんでした。
で、それがわかったんです。だから展示販売を始めたんです。
メトロクスさんからも聞きまして、あと自分で調べたことも含めての答えですが、両方ともマックス・ビルさんの正式な製品でした。(ヴィトラは終了しています)
ザノッタ社の方は、1950年にザノッタのためにデザインしたものらしく、このスツールの原型になったもののようなものを製品化しているそうです。
ヴォーンベダルフ社は、ストーリー通り、1954年にウルム造形大学の学生のためにデザインされたものが製品となっています。
どちらも見た目は同じに近いですが、素材が違います。
ザノッタ製はビーチで、ヴォーンベダルフ製はスプルース。
それぞれ同じ外観の、別のストーリーを持った製品ということで、どちらも正規のものということでした。
ということがはっきりわかったので販売するようにしました。
ちなみにザノッタの方は2倍ぐらいするんですよね。価格が。
よくわからず販売すると、質問されたりしたときに困っちゃうじゃないですか。
よく分かりませんけど販売していますじゃ不健全ですもんね。
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