もういまバブルランプはアメリカンミッドセンチュリーなんてイメージが無いと思うんですよ。私は。
わりとフリーに様々なシーンで活躍するネルソンの名作照明という感じです。
もしくは、ハーマンミラー社の照明とだけ。
ハーマンミラー社はイメージ作りがうまいので、こういった光景をみるとそれがわかってもらえるはずです。
Herman MIller Japan HP以下全部 https://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%20Miller:Products/Nelson%20Bubble%20Lamps |
最後の写真なんかは構成としてはミッドセンチュリーモダンですが、あまりクラシックさを感じません。
あれでしょうか、イームズウッドシェルチェアが新製品なので、シェルチェアといえども新しく見えるのでしょうかね。
国や年代は問わず洗練された照明として使えますよ。
でもハーマンミラー社以前のバブルランプを販売していたモダニカ社の時はミッドセンチュリー感が強かったと思いますよ。その印象がまだ根強いのかもしれません。
もうハーマンミラー社の照明ですし、印象を変えていきましょうよ。
私としてはバブルランプは昔から最高に格好良い照明として慣れ親しんできたものですね。
その割に開業してから最初の二年ぐらいだけ販売していて、その後ハーマンミラー社で正規販売されるまでうちでは販売するのをやめていました。
その間に、不思議と大手や多くのお店でバブルランプの展示や販売が増えたはずです。
私が辞めたタイミングで販路が広がった。偶然ではありません。
どうして私は販売するのをやめていたかというと、前の会社に義理立てしていたんです。
前の会社がモダニカの輸入代理店をやっていたのですが、ライセンスが他の会社に移行したので、それで私も販売するのをやめたんです。
義理立てする必要もないですし、したところで何にもないんですけどね。むしろただ売り上げが苦しくなるだけです。
バブルランプはもう無理かなと諦めかけていたときにハーマンミラージャパンさんから直接「バブルランプはハーマンミラーから出しますよ」って聞いたんです。
それでもうモダニカ関係ないし!ということで2017年の1月から販売を再開したんです。だってうちはハーマンミラー社の正規販売店。販売しない方がおかしいです。
日本でハーマンミラー社からバブルランプが販売されるようになったのは2016年の秋のことだったのですが、私は箱がハーマンミラーの物になるまで待っていたんです。だからちょっと遅かったんですよ。そこまで考えていたんですよ。こう見えて。
結果的に販売をしていなかったのが功を奏して、突然切り替わるという混乱はなく、自然にハーマンミラー社のバブルランプを販売できるようになりました。
今だから書くちょっとした裏話です。
おかげで今は大手を振るってバブルランプを販売しています。それに以前の経験や裏事情も知っているのが良いところ。
こうした感じだとまさにアメリカンモダニズムですが、私は最高に格好良いと思いますよ。
この写真だってcase study house #1の書籍をカメラで直撮りしたものです。
最初のケーススタディハウスはジュリウス・ラフル・デヴィットソンさんですね。
こうした環境作りをするのもおすすめです。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
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