ハーマンミラー米国本社のカフェテリア |
まさにポップでキッチュです。
「キッチュ」は表現として使われるのですが、あんまり良いニュアンスでもないんですよ。
本来の意味としては「けばい」とか「「安っぽい」とか「陳腐」とかマイナスな感じです。なちなみにドイツ語です。
芸術分野だとキッチュはポジティブな表現として使ったりします。「意外な組み合わせ」とか「異様さ」とか。
あと、キッチュは民芸品的なものを意味するときもあります。
昔の民芸品は原色を多用したり、色遣いが派手だったりとしますからね。
ということで、この写真のキッチュは、カラフルさが玩具っぽいということで使いました。
それがまた良いんですよね。この配色の派手さが。
イームズファイバーグラスシェルチェアの醍醐味ですよ。
ジェリービーンズみたい。
50年代や60年代に存在したFRPシェルチェアのカラーを再現しているのが復刻したファイバーグラスシェルチェアの売りです。
現代のカラーの流れとか流行とか関係なくなので、伝統的なイームズシェルチェアの良さを重視した結果のカラーバリエーションなのでしょう。
このカラフルさでも、それほど下品な色合いには見えないのはやはり椅子自体のクオリティが高いからでしょう。
遠目で見ても仕上がりとか艶感とか違いますものね。”なんとなく”でも感じるものがあります。
それから椅子の脚をウッドにするだけで随分優しさが出ますので、配色の強さだけが残りません。
私は結構好きなテイストなので、たまにはカラフルに並べてみても良いのではないでしょうか?
参考にしてみてください。
その場合、テーブルは色が無いものか、木の天板とかにした方が無難です。
それから前から何度も言っていますけど、脚を同じものにすれば統一感も出るんです。
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