イームズワイヤーチェアのあの部分の形状の話


今日は細かい話していいですか?
って私は誰に聞いているのでしょうか。


これハーマンミラー現行品のイームズワイヤーチェアのダウェルベースVer.です。



シェルチェアと同じくトルクスネジだ~と思うところですが、それよりこの部分に興味惹かれませんか?



この赤く縁取ったワイヤー部分です。この場所にネジ穴が開いているので脚の取付が可能となっているのですが、ご覧のように四角い形状になっています。

復刻品は最初期のイームズワイヤーチェアを再現しているんですよ。

ご存知ない方のために説明をしますと。


これは50年代のヴィンテージイームズワイヤーチェアの写真ですが、赤く縁取ったワイヤー部分が凸型ですよね。

この部分、最初期のワイヤーチェアは□だったんです。
でも、昔は素材的に技術的に折れたりしちゃったそうなんですよ。□だと。

それでいつごろからか忘れましたけど凸型に変更したんです。
この形状だと大丈夫みたいでした。


それが現在のワイヤーチェアはワイヤーも太く頑丈になっていますので□にしても大丈夫ということで最初期の仕様を再現しているのでしょうね。

□か凸がどちらが良いかというと・・・別にどちらも格好良いと思いますよ。

中にはこだわる人が居るかもしれないワイヤーの形状の話でした。


個人的には細かいパーツの話が好きなんです。
しかしあんまりブログに書いても楽しんでもらえるかって話ですもんね。


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