ハーマンミラー社のデザイン原則


そういえば先月これ↓に行っていた時に、このブログでも書いておいたほうが良いなという話題があったのでちょっと遅いのですが更新します。

これから書く話題が特に重要視されたからですよ。



ハーマンミラー社は前身の会社も含めると1905年から始まった歴史の長い会社です。 (Herman Millerという社名になったのは1923年です。)

これほど長いあいだ家具を製造していると、昔と現在では大きくデザインも違いがありました。

それこそ初期のハーマンミラー社はヨーロピアンの家具のイミテーションのようなものを作っていました。
そこに1930年からギルバート・ローディーさんが参加することにより、伝統様式からの脱却を図り経営不振からも脱却すべく路線変更をしましたが、そんななかギルバートさんが1944年に亡くなってしまいます。


そしてハーマンミラー社を導く新たなディレクターとしてジョージ・ネルソンさんが同社に参加します。



https://www.hermanmiller.com/ja_jp/stories/why-magazine/building-a-collection/

ネルソンさんは家具をデザイン製造するにあたり5つの原則を提唱しました。

それがハーマンミラー社のデザイン原則ともなっていますので、重要なワードですから覚えれる人は覚えておいてください。


herman miller design principles (ハーマンミラー社のデザイン原則)


What you make is important (あなたのつくるものは重要である)

Design is an integral part of the business (デザインはビジネスに不可欠である)

The product must be honest (製品は誠実でなければならない)

You decide what you will make (何を作るかは自分で決める)

There is a market for good design (良いデザインにはマーケットがある)


これらに基づき製品づくりをしてきて現在のハーマンミラー社があるわけです。
何かものを作っている人たちにはよく分かる話だと思います。


ジョージ・ネルソンさんは教育者でもあるという評価がわかるような原則ですね。

壁にぶつかったらこの原則を思い返していてください。もしかしたら発見があるかもしれませんよ。


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