ワイヤーアームチェアにロッカーベースという椅子


イームズワイヤーチェアですね。
もうそれはそれはワイヤーです。

ところでイームズワイヤーチェアはサイドチェアしかありません。
イームズワイヤーアームチェアというものは製品として存在しません。

以前ちらっと書いたかもしれませんが、試作品ではアームワイヤーチェアのようなものがあります。
製品化までは至っていません。

ベルトイアさんのダイヤモンドチェアがある意味ワイヤーアームチェアですね。

ワイヤーアームチェアがあったとして、ロッカーベースとかつけたら見た目的にもすごく格好良いと思うんですけどね。


そんなような椅子は随分古くからありました。


書籍MID-CENTURY MODERNカメラ直撮り
これはラッセル・ウッダード(Russell Woodard)さんが1958年にデザインしたワイヤーメッシュロッキングチェアです。
ニューヨークのデザイナー・・・?だと思います。ちょっとそこまで詳しく知らないです。
ちなみにアウトドアで使うようにメッシュにしているそうです。


ただこの椅子のデザイン自体はミッドセンチュリーモダンをかじったことがある人なら見覚えがあると思います。
名前まで知っている人はあまりいないかもしれません。


年代的にイームズさんやベルトイアさんよりあとです。影響があったのかなかったのかは分かりませんが、この時代からアームチェアをメッシュにした揺れ椅子は存在しました。

もしかしたらもっと以前からあるのかもしれませんけどね。


いやこの椅子は売ってないので話だけです。
 
 
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