イームズスタッキングしすぎシェルチェア


IT'S CHILD'S PLAY

大量に重ねられたシェルチェアの上にいる男の子は相当に怖い思いをしていると思います。
高いところに上ったはいいけど降りられなくなった猫みたいな感じです。 (現場では梯子かクレーンで載せられているでしょうが)


スタッキングベースは一応これだけの段数を重ねることは出来るのですが、実際には14脚までのスタッキングを保証しています。それ以上の段数を重ねること自体は可能ですが、その安全性も保証もなくなります。(ハーマンミラー新品の場合)

個人宅ではほぼ無関係な段数です。会社や公共施設とかで椅子を積み上げる時にはやりすぎないように注意です。

あ、この画像自体は古いハーマンミラー社の広告です。
文の最後に"18 upholsters fabrics."と書かれていまして、これは生地張り(アプホルスター)シェルチェアの生地が18色あるという意味です。

そうなんですよね、昔は生地張りのサイドシェルに生地張り仕様を普通に選べました。
今ハーマンミラー社ではファブリック張りのスタッキングベースはオーダーできません。

出来ない理由は・・・なんででしょう?縁のモールがベースと干渉するからでしょうか?
あ、重ねた時に上の段のベースと下の段の座面とが接触するからでしたか。



あとどうでもいいかもしれませんが、古い印刷物のためインクというか印刷方法がなんだかおもしろい感じです。
印刷の歴史は知りませんが、味わい深くて素敵ですね。





case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

0 件のコメント :

コメントを投稿