このグラフィックは1959年の9月に"sunset magazine"に掲載されたハーマンミラー社の広告みたいです。まずsunset magazineがまったくわかりません。
何が伝えたい広告かは英文の通りです。
要はイームズラウンジチェアはそれだけ快適な椅子ということですかね。
イームズラウンジチェアが発売したのが1956年ですから、発売してそれなりに認知度が出てきた感じの時期でしょうか?
男性の身長がわかりませんが、結構深く座っているように見えるのに頭の部分くらいまでヘッドレスト部分が来るんですね。
50年代の米国の平均身長はよくわかりませんが、その頃に比べると平均身長が伸びたからイームズラウンジチェアもトールサイズが発売されたわけです。
ところで、この頃のプライウッドシェルは華奢ですよね~。薄いです。 (成形合板部分のことです)
これは当時ローズウッドを使っていたからとかじゃなくて、耐久性アップのために年々プライウッドの積層数を増やしていっているんです。
これが最新製造の現行品イームズラウンジチェアのプライウッド部分のアップです。
見ての通り分厚くしっかりした積層数になっています。
単純に分厚い方が割れづらいですからね。
でも分厚くし過ぎると野暮ったくなるのでその辺のバランスは大事だと思います。
個人的には頑丈ならそれが良しかなと。
広告一つ見るだけでもいろいろなことがわかるものですね。
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