その昔はカメラもフィルムでしたから家具の写真を残すのも無尽蔵には難しかったですね。
今はデジタルですし画質もものすごい良いので家具の写真をほぼ無限に保存しておけます。
そのうえ印刷しなくてもコンピューター上で写真の確認ができるので、家具一つとっても表から裏からねじ部分まですべてを記録として残しておけます。
フィルム時代は印刷(現像)代がけっこうしましたからね。
大量に撮影するとフィルム代も含めて何もかも残しておくには予算がかかり過ぎました。
だから今の方が家具の記録は残しておきやすいです。
それがインターネット上にあげられていたりする訳なので情報は格段に入りやすくなっています。
もっともっと昔は写真も白黒ですし画素も低いので、ちゃんとした家具の姿を確認するにしても現物を直接見るしかできなかったわけですから、そこと比べるとなると時代は変わりました。
ただその分デジタルでの情報にも限度があります。
実際の色、質感、感触、匂い、佇まい、etc、画像ではわからない、伝わってこない要素が山ほどあります。
だから写真だけ見て家具を知った気になるのも良くないなと思いました。
いやそれで良い人に対してどうこう言うつもりはありません、それは自由ですから押し付けるつもりはないです。
その家具一つのためにどこままでも行き、いくらでもお金を出せるようになれたらいいですね。
私がですよ。人に対して言ってません。
便利になったとはいえ、現実に勝るものはないですから慢心しずにいきたいです。
もちろんもっとも家具のことを理解できるのは、その家具を手に入れて自分で使い続けることでしょう。
見た目だけで判断するのではなく、内面も理解することが家具にも大切なのではないでしょうか。
家具と一緒に暮らして、やっと良さがわかることもあるかもしれませんね。
ダメなこともあるでしょうし良くないことも見つかるかもしれませんが、それも含めてその家具が好きということです。
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