フィルムで撮影して現像をする家具の写真



 


それにしてもほんの二十数年前までカメラはフィルム式が一般的な時代でしたよね。
撮影した写真はフィルムを現像していました。

だから今ほど気軽に写真撮影は出来ませんでした。どうしてもフィルム代と現像代がかかりますのでなんとなく撮るには予算がかかります。

でも昔はこうして一枚一枚現像してファイリングをすることで家具の写真を共有していたんですものね。デジタルが主流の現在から考えると大変です。

いまでこそネットで写真や情報が探せる時代と違い、昔は一段と家具の情報が手に入りづらかったでしょう。

だからこそ家具販売業であるお店の存在は重要でした。
情報を得られる場所でもありましたから、足繁く通うことで様々なデザインや最新情報をゲットできます。
もしくは雑誌や書籍でしょうね、それが貴重な情報源です。

デジタル主流となり、家具の写真をガンガン撮影して保存しておけることで、多くの人へ家具デザインの存在が広がったと思います。
その点はすごく良い時代です。私もたくさん写真を撮影して保存して後で見返せるのは仕事の幅を広めますし、その画像を使って情報発信もできるのはネットが普及したおかげ。



ただ、その反面だれでも手軽に情報を得られるようになり、家具販売店も競争や比較にさらされたことで経営が難しくなってきました。 ※正しい情報も間違った情報もごちゃごちゃですけど

まあ昔は家具を置いておけば売れた時代でもありますからね。それでいけると思ったまま時代が変化してしまいついていけなくなっちゃいました。

景気の良い時もあったでしょうが、その分落ち込みも大きなものです。


逆に一つも良い時を経験していない私みたいなのが残って続けていたりします。
そんなものですかね。


いずれにせよデジタル全盛になり、昔より多くの家具デザインを目にすることが出来ることで皆さんの目も養われているのだと思います。

そのお眼鏡にかなうように販売する側も頑張っていかないといけませんね。


ということで写真の事情でした。


がんばります。


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