そういえばどうしてイームズワイヤーチェアにアームチェアが無いんでしょうかね。
サイドチェアだけですよね。
50年代当時から製品としてワイヤーアームチェアはありませんが、今あってもそれはそれで需要があるかもと思ったりします。
肘掛けが付いたワイヤーチェアの試作品はあるんですけどね。
でもこれはアームシェル感があまりないです。
これが近いですかね。
まあこれがそのうちベルトイアさんのダイヤモンドチェアになるんですけどね。
ある意味ではダイヤモンドチェアがアームシェルみたいなものでしょうか。
イームズオフィスにベルトイアさんがいた時の仕事ですからね、これ。
でも完全なアームシェルチェアのワイヤーVer.があったらアーティスティックで格好良いかなと。
かなり以前の写真 |
さて、いま展示してないんですけど、イームズワイヤーチェアのシート&バックパッド(俗に言うビキニパッド)につていです。
このパッドですが、以前はビニールレザーを使っているのが普通でした。
でも、2018年にハーマンミラー社がビニールレザー自体の製造終了を決めました。
時代なんでしょうね。
まさかビニールレザーが無くなるとは。
それで今ワイヤーチェアのパッドはどうなっているかというと、ファブリックや本革から選択できるようになっています。
それらがこれです。
使用できるファブリックは「メドレー」「ホップサック」「ノーブル」から選べますし本革も「スタンダードレザー」と「MCLレザー」があります。
そのうえジラードさんのチェッカーも選択可能です。
おかげで選択できる張地は上写真の通り膨大です。
逆に今までとは違って多くの選択肢からワイヤーチェアのパッドを作れますのでオリジナリティを出すことが出来ます。
あまりにも種類が多いので、この辺はもう店頭向けですね。
全部が全部をオンラインで見せることは難しいです。
だから実店舗向けですね。
今でもどうしても店頭じゃ無いと全ての選択肢からチョイスすることは難しい家具もあります。
そのための店舗ですので、生地見ながら相談しながら決めると良いですよ。
ということで、イームズワイヤーチェアの張地についての話でした。
冒頭は関係ない話でしたけど。
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