ワークチェアの足元にフットレストがあるのと無いのとでは、全然座り心地の良さが変わってきます。
さて、ご存知の人には作っていたことをご存知なのですが、実は以前からフットレストの製作を行っていました。
何ヶ月かかけて試行錯誤を繰り返し、ベストなフットレストが出来上がりましたのでご紹介しますね。
これが私が考えたオリジナルフットレストです。使いやすいフォルム、全面使用可能な加工、頑丈なウレタンと縫製、どれをとってもクオリティが高いですよ。
自動車シート製法技術を採用
このフットレストの製造は自動車のシート工場にお願いしました。
小さな自動車シートクッションを作っているようなものなので、かなりしっかりしたずっしり頑丈なフットレストです。高品質な自動車のシートに使うようなキレイな縫製です。
ファスナーの部分が外側に出ないように縫製するのは自動車のシートでやるやり方です。
アーロンチェアのアームカバー製造と同じ工場にお願いしました。
何度も試行錯誤をして辿りついた使いやすいフォルム
最初の試作は私が段ボールで作りました。上写真一番左です。
それを元にウレタン成形を繰り返し、今の形に至るまで何度も試作を繰り返しています。上写真右に行くほど新しい試作です。
試作を作るたびに使用感を確かめて考えて、感想を聞いたり試しに使ってもらったりしながら微調整を繰り返して今の形に辿りつきました。
この形は私自身の現場経験から考えたものでもあり、店頭で身長体格が全く違うお客さんに試して感想を頂くことでも辿りついたデザインです。
主な目的として足を伸ばした状態で使いやすいようにしていますが、椅子に座った際に地面に足がつかない時の足載せ台としても使えるように考えました。
丸くなりすぎず、角度は付け過ぎず、微妙なラインで良い感じとなりました。
内部は重めのチップウレタンを採用
スチールやプラだと素材が硬いため冷たく足が痛いです。さらに床へダメージがあります。かといってウレタンクッションでは柔らかすぎるため凹んで安定しません。
車のシートに使う頑丈なチップウレタンを使ったことで硬すぎず柔らかすぎず耐久性に優れます。
住宅でもオフィスでも何処でも使えるために考えました。
重要は約1.4kgです。もっと重くして全く動かないフットレストにしなかったのは、足だけでこのフットレストを動かしたり回転させたりできるようにです。また、フットレストを揺らして足首の運動をするようにも考えています。
天地が無いデザイン
フットレストに脚を付けるのは避けたかったので、考えたのは滑り止め加工がされているビニールレザーを生地として使うことです。
一見ファブリックにも見えるこのビニールレザーは高級感もあります。
チップウレタン自体が重いことで、どの面を下にしてもある程度滑りづらくなっています。
また、足を載せた時にツルツル滑らずしっかりホールドしてくれます。
どこかの面を上にすればどれかが皆さんの足の置き方に合うのではないでしょうか。
足元でフットレストを転がしたり回りたりして、自分も姿勢や足の置き具合を変えることをしたかったためにフットレストに脚はつけませんでした。
足首を固定しないようにします。
※滑りづらいだけで滑りはします。また、床の擦れにより生地が傷んでくる場合がございます。
素足でも土足でもOK
このフットレストは素足でも靴を履いていてもどちらでも使えます。
靴は傷みませんし、素足でも痛さは無いです。踵からフットレストに載せてもOKです。
ゆえに、テレワークとしても、オフィスでも何処でも使える万能フットレストです。
ただし、靴で使用すると表面が擦れた生地やウレタンの消耗は早いです。
土足で使えるだけですから劣化は早くなりますので交換頻度は高くなります。
オフィスでは靴を脱いで使っても良いですね。そのほうが足も楽ですし。
幅広で足を広げて使える
フットレストは狭いデザインが多く、足を揃えて使わないといけません。
でも足を揃えて座るのは単純に苦しいです。長時間は辛いので足を開きたいです。
そこで幅55cmという広さにしました。これで身長180cmを超える人でも足を広げて使えます。楽でしょうがないですよ。
これ以上広くしなかったのはデスクの下に置く都合です。
デスクによっては引出がつくことで広いフットレストが下に収まらなくなります。
インテリアとして良いデザイン
オフィス用品っぽさを無くしたデザインですので、足がつかない場所では何処でも使えます。
ダイニングチェアの脚が長く座ると足がつかない時には足元にフットレストを置きましょう。
そうすれば海外の大きなサイズのテーブルもチェアもそのまま使えます。
ソファに座った時に足元にあるとものすごく楽です。
介護現場でも活躍します。(こちらは介護現場用のデザインを別で作っています)
とにかく足がつきづらい場所なら何処でも使えるように生地を選んでいます。雰囲気を損ないません。
ということで理想のフットレストが出来ました。
これがあるのと無いのとでは座る負担が全然違いますよ。
二色展開で販売します。
どちらかお好みのカラーをお選びください。
フットレスト商品ページはこちら https://www.casestudynagoya.jp/SHOP/footrest.html
価格を高いか安いかと思うかについてですが、これでかなり頑張った価格なんですよ・・・小さい自動車シートを作るようなものですからね。その代りのクオリティとデザインですけど、このクオリティじゃないとフットレストとしての良さが出ないんです。
この商品は株式会社addLessのオリジナル製品となります。
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