これはダネーゼ社の「PAGINA33」という製品です。
これ、どういった製品かというと。
こうして本を開いた状態で壁に固定するための製品なんです。
ハーブ・ウベンス(Huub Ubbens)さんが2013年にデザインをした実験的な試みを製品化したものです。
お気に入りのページをそのまま壁面装飾にすることが出来るだけでなく、レコードジャケットも板状のものなら何でも壁のアートにすることが出来ます。
PAGINA33
38×36×24h cm
¥28,600(税込)
chrome / white スチール、ステンレス
イタリア製 ※国内在庫限り
最近は電子化の流れが強く本離れみたいな感じもあるようですので、以前に比べて本は物質的な価値を求めて所有する傾向にあると思います。
そうすると、所有している本自体をアートにするという考え方は現代こそマッチするのではないでしょうか。
ダネーゼ社はブルーノ・ムナーリさんのフィロソフィーを受け継いでおり、ムナーリさんの「アートは一点ものじゃ無くて多くの人の手に渡るべき」という理念をそのまま落とし込めている製品ですね。
本は量産品ですが、それをアート化する、それ自体がダネーゼということです。
国内在庫限りで販売終了なので商品ページは作りませんが、興味のある人は直接ご連絡ください。
ちなみに"PAGINA(パージナ)"は”ページ”という意味のイタリア語です。
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