最近はそんな印象が無いかもしれませんが、うちのテーマはミッドセンチュリーですからずっと変わらず同じアプローチはしています。
値上がりしすぎているのでその辺から動きが鈍くなりましたけどね・・・
以前までのこのベンチは20～40代ぐらいのミッドセンチュリー好きな人が購入する家具という印象がありました。
まさにミッドセンチュリーモダンを象徴するデザインでもありますから。
でもここ数年はネルソンベンチもミッドセンチュリーという印象が薄れています。
『そんなわけない！』と思われるかもしれませんが、事実わたしが販売する先が全然ミッドセンチュリー好きではない方の方が増えました。
ミッドセンチュリー要素もなく、特にその年代にこだわっているわけでもない方への販売が増えました。
それこそお年を召した女性もこのベンチを購入してくれることもあり、純粋にハーマンミラー社の使いやすいベンチというイメージで選ばれていきます。
これは10年ぐらい前まではあまり経験していなかったことです。
でも良い家具は使っていらっしゃるので家具自体に重きはおいています。
今までとは違った客層へ求められているのを実際に現場で体験するとわかります。
こうした方々はSNSもやりませんのでマーケティングではわからないものです。
なにが言いたいかというと、ネルソンベンチも今やミッドセンチュリーというカテゴライズでは無くなってきているので、家具というものは販売し続けるとポジションもニーズも変わってくるのだなといったことです。
これはミッドセンチュリーだからと敬遠せず、どんどんポジションは変わっていきますから先入観は気にせず選びたいものを選びましょう。
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