昔からシートパッドを洗いたいという要望をいただいておりましたが、それを実現させるのはなかなか難しいことでした。
しかし今回とうとう念願の洗えるシートパッドを作りました!
構想から一年以上かけ試作を繰り返してやっとの完成です・・・
株式会社addLess(アドレス)から発売します。
シートパッドはウレタンを使うためどうしても洗濯可能にすることは難しいことです。
そこで、気泡に膜を作らない特殊なウレタンを見つけて採用しました。
このウレタンフォームは水通りがよく蒸れません。
なおかつウレタンとしての弾力もあるという優れものです。
高密度のウレタンに比べると柔らかいため厚みを2cmにしています。
スウェード調の手触りの良いポリエステル100%の生地は見た目にもすごく良いですが、ラミネート加工をすることで厚みもありクッション性も増した構造にしています。
生地一枚ごとにラミネート加工をしているのでかなり大変です。
おかげで色の変更が簡単にできなくなりましたが・・・
見た目にも上品で雰囲気も良い記事なので椅子との相性は良いです。
この生地はラミネート加工をしないと使いづらいものでしたから、そのための工夫です。
ちなみに最初から裏張りされたスウェード調の生地にすると水通しが悪く洗うのが難しくなります。
裏面はアクリルクッションをドット状につけられた生地を使っています。
これは滑り止めですので、座っている際にシートパッドは椅子から固定されて滑りづらくなります。
座っている際にお尻ごとパッドが動くのが気になる方には特におすすめです。
タグの横にあるストラップは洗濯をした後に干す際に引っ掛けるためです。
パッド本体に洗濯バサミで挟むわけにはいかないのでこのストラップを使ってください。
水捌けが良いのですぐに乾きますけどね。陰干ししてください。
case study shopのシートパッドはイームズシェルチェア用ですので、専用の形となっているのが魅力です。
小さなソファを作るような素材選びと縫製なので良いものなのですが、洗うことはできません。
そこで今回の洗えるシートパッドはどんな椅子でも使えるようにサイズを円形の35cmとしています。
イームズシェルチェアにももちろん良いです。
スツール系は滑り止めが特に重要になりますよ。
椅子じゃなくてもベンチでも腰に当てるでもなんでも良いです。
ちゃんとカケンに出して洗濯実験をクリアしています。
手洗いか洗濯機の手洗いモードを推奨しますがしっかり洗えるシートパッドです。
洗えるシートパッドを作りたいと思ってから、それはそれは時間も手間暇もかかり工夫も必要な大変なものでした・・・
このぐらいと思われるかもしれませんが、やってみると大変さがわかります・・・
商品開発はとにかく時間がかかるということを身をもって時間しています。1人でやってますしね。
お買い求めは下記からどうぞ。
>>【addLess/アドレス】ウォッシャブルシートパッド 洗えるシートパッド
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