アメリカの話10 マハラム編 2015/10/14

旅のブログも二桁に突入です。


それまでのまとめ
 
アメリカの話⑨ エンドユーザー編


六日目
現地10月2日(金)

昨日からそうなんですけど、参加メンバーは各々自由行動になっていて、私は主にハーマンミラージャパンの二人と共に行動をしていました。他のメンバーとは要所要所で集合する形。
私はこの旅でスマホが満足に使えない状態だったので助けられっぱなしでした。


今日もNYは雨。さらに強風。傘が壊れまくりです。

確かこの日は7時にホテルロビーに集合したようなしてないような。忘れました。
とりあえず朝食を食べに行きましたが、お目当てのパンケーキのお店がなんと10時開店だったので行けませんでした。

なので、とりあえず別のお店へ。


ってことでアッパーイーストサイドにあるEss-a-Bagelに来ました。なんかNYでは有名なベーグルの店らしいですね。
もう恐ろしいほど並んでいました。こんなに並ぶの?ってぐらい。ここはディズニーランドかってぐらい。
場所も場所なんで日本人もチラホラ見ました。日本語であいさつする不思議な店員も居ました。

そんでベーグルは食べずにブレッド食べてました。私は。

この日の予定はまずマハラムオフィスに行くことでした。



それで到着したここ。高級家具がいくつも入居している謎の高級ビルにあるここ。
はですね。マハラムのショールームです。

違うって。ここじゃないってさ。行くところは。

それにしてもこれでショールームなんですよ。奥に部屋があるとかじゃないんです。カウンターのみ。洗練されすぎです。こういった感性がわかる人が来る場所ってことですね。


タクシーでまた移動です。


着きました。
マハラムのオフィス、そしてデザインスタジオです!
ビル自体は「このビルにマハラムが入っている・・・?」ってぐらいのなんというか味わい深い建物と入口だったんですけど、エレベーターを出たら別世界でした。

マハラムは1902年からNYで生地販売を始めた老舗も老舗のテキスタイルメーカーです。
http://maharam.com/

このブログをご覧の人たちにとってはイームズとかジラルドとかネルソンとか、そういった人たちの生地を復刻して現在も販売しているブランドとして有名ですよね。


世の中にこんなテキスタイルメーカーのオフィスあるのかってぐらいすごいです。
アートも家具も何もかもハイレベルすぎます。ちょっと次元が違うぐらいすごいです。

もうこの空間何もかもすべてが作品と言っていいぐらい完成されています。

ここに来るとですね。マハラムというブランドがいかに美意識が高く、そしてプライド高く上品かということが感じられると思います。
圧倒されます。

でもこれを体験するとマハラムへの見方が変わりますので、マハラムを扱うものとしては知っておくべきだと思いました。


ドナルド・ジャッドのアートがいきなり飾ってあるぐらい。
右に少しだけプラトーンがみえますよね。


サンプルが置いてある棚すら洗練されています。


ヘラ・ヨンゲリウスのポルダーソファのファブリックも特注です。見たことある人もいるかもしれませんね。この柄。


マハラムの人にいろいろ説明して案内をしてもらいました。

デザインスタジオ部分は撮影が禁止だったんです。なので画像なし。
そこもすごかったんですよ。プルーヴェやディーター・ラムス、ポール・ケアホルムとか、アートも著名な作品がところどころに。

もうずっとため息です。良いため息。

美術館をまわったみたいな感覚です。


日本に帰ってきてから撮った写真
しかも最後にはお土産ももらいました。
どこまでホスピタリティがあるんですか。
これ、日本円だと総額〇万円しますよね。

MOMAのパスまでもらったんですけど、そこには手書きのメッセージカードもついていました。
もう感心しかないです。

このマハラムが入っているビルは改装中で、しばらくしたら同じビルにハーマンミラーもフリッツハンセンも入るそうですよ。素晴らしい。


良いものを見せてもらったってことで次の場所に向かいました。
マハラム素晴らしいよ!


六日目はまだまだ続きます。


そういえば偶然今月のCasa BRUTUS11月号にマハラムオフィスの特集が載っていました。
まるで私たちの旅に合わせてくれたみたいです。そんなわけないですけど

興味ある人は買って読んでください。少しでもこのすごさが伝われば。


case study shop nagoya
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