アメリカの話11 DWR編 2015/10/15

今日は時間的都合から区切りが悪くなるので短めにしました。
もうすぐ完結するのであと少しお付き合いください。
 
それまでのまとめ
 
アメリカの話⑨ エンドユーザー編
 
 
六日目の続き
 
マハラムオフィスを見た後はDWRに向かいました。
これも当初の予定通り何ですよ。日程の最終目的地。これで旅の目的は全て終了です。
 
 
DESIGN WITHIN REACHというショップです。略してDWR。
3rd Avenueのここはデカい店舗ですよ。
 
日本にはありませんので馴染みは無いかもしれません。
DWRは90年代の後半にロブ・フォーブスが創業したホームファニシング・ストアです。いまでは全米で40店舗近くもある大きく、そして有名店です。
 
DWRが旅の日程に入っていたのはちゃんと理由があります。
 
 
ちゃんと許可貰ってますよ
DWRの特徴は取扱い家具のラインナップにあります。
おもにミッドセンチュリー・モダンの家具インテリアを中心にそろえており、店内には名作がずらりと展示されています。
スカンジナビアンデザインも揃えており、DWR特注品もあります。
 
日本にあるショップで例えると・・・うーん・・・ありませんね。だからこそDWRが日本にも来る可能性はあります。いや、知らないですよ、計画があるのかないのか。いい加減に書いていますからね。
 
 
NYの一等地に何階にも分かれてこれだけの広さと展示量ですからかなりの規模です。地下もありますよ。
 
 
ここDWRは日本ではあまり馴染みのない手法をとっています。
 
お店はお店でショールームでもあるんです。
奥に人が何人か見えますよね、あれらは全てDWRの社員さん達です。
決まったデスクに居ず、ある程度自由に店内の場所を移動してPCで仕事していますよ。
 
よくあるインテリアショップみたいにレジカウンターがあって、店員が立っているってことはありません。(但し入り口に受け付けはあります。)
彼らはデザイナーと仕事をするコントラクト業務をやっていますし、もちろん声をかければ接客もします。店頭を見ていたら話しかけに来てくれる人もいます。
 
ここが一番違いますね。日本でよくある光景と。
店頭スタッフは店頭、コントラクト事業部はコントラクトと分けるじゃないですか。人を。むしろそれが当たり前のように。
 
私はDWRのやり方に共感します。そうあるべきかなと。
 
お客さんは一番重要な存在ですから、それはやはりお店側もそれ相応の人で対応するのが誠実かなと。いろんな分野に精通している人が適切。経験もあり実務歴もあり場数も踏んでいる人。店頭もコントラクトも様々な状況に精通している人が良いです。
 
規模が小さいお店は自然と(DWRのやり方)そうなるんですけどね。人がいないから。
大きな店舗になるほどそうはなりませんもんね。だいたい店頭スタッフ募集って限定した存在になります。
 
でもでも、もちろん人はそれぞれ得意・不得意ってのがあるわけで、コントラクトのみに注力して売り上げを伸ばせる人もいますし、そもそも不特定の人たちと合わなければならない状況が苦手な人もいます。
だからどれが正しいってのは無いと思いますよ。それぞれのやり方がありますから。
 
あと日本とアメリカのコミュニケーションの違いがあるかなと感じます。それが商売の違いでもありますよね。
 
 
私はそう思うってだけなので深刻に受け止めないでくださいね。
 
 
なんかいろいろ話も聞けて感心しました。
 
ついでに昼食で美味しいところも聞いておきましたよ。
 
 
同じ3rd AveにあるP.J.Clarke'sって所に行きました。パブのようなレストラン。すごく混んでいました。
またハンバーガー食べてますけどね。いやなんかメニューにHUMBERGERSって書いてあるとつい頼んでしまう・・・
肉の焼き加減も選べる本格的なお店です。やっぱハンバーガーの肉はミディアムが一番ですよね。値段もお高くなく味も美味しかったですよ。久々に完食しました。
 
 
満腹になったところで次に向かいました。
相変わらず雨と風が強くて寒くてげんなりです。
 
六日目はまだ続く。
 
 
明日最終回ですかね、この旅の更新も。



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