コンパッソ・ドーロの話と第一回目受賞 2016/7/29

7月の最後が土日なんてのはよく出来ていますね。


今日はコンパッソ・ドーロについて唐突に書きます。

この間エンツォ・マーリさんのことを書いた内容にコンパッソ・ドーロ受賞と説明したのですが、そもそもそれはなんだねってことが抜けてますよね。

だから書きます。


DREAM DESIGN No.7カメラ直撮り、内容も参考にしました
Compasso d'Oro(コンパッソ・ドーロ)とは、イタリア語で”金のコンパス”を意味し、イタリアンデザインの権威と歴史のあるデザイン賞です。

1954年にジオ・ポンティさんの発案により、ミラノの百貨店リナシェンテが創設したことから始まります。
1956年からはADI(工業デザイン協会)設立により、その時より同協会の主催となりました。
現在では世界各国に多くのデザイン賞がありますが、コンパッソ・ドーロは、世界で初めて真正の工業デザイン賞として誕生し、いまなお権威のある賞とされています。

このデザイン賞ですが、イタリアデザインのレベルの底上げとプロモーションを目的に設立された賞だそうですよ。

だから基本イタリア目線です。


そんなコンパッソ・ドーロの第一回目の受賞作はなんでしょう。


ちょっと考えてみてください。
うちのブログをずっとご覧の人は絶対に知っているはずです。何度も見てます。



それは、



「私だ」


ZIZIなんですよ。
ブルーノ・ムナーリさんのプロダクトですね。

当時ではフォームラバーに針金を入れた製法の玩具は画期的でしたし。
今あるのは2007年に復刻したものです。

賞のことを聞くと、今までこのZIZIに目を向けていなかった人も、ちょっと興味が湧くんじゃないですか?
そういうものですよね。プロダクトは背景、バックグラウンドやストーリー込みで気にいるものです。


そうしたことも伝えながら販売をするのが健全です。


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