今日はコンパッソ・ドーロについて唐突に書きます。
この間エンツォ・マーリさんのことを書いた内容にコンパッソ・ドーロ受賞と説明したのですが、そもそもそれはなんだねってことが抜けてますよね。
だから書きます。
DREAM DESIGN No.7カメラ直撮り、内容も参考にしました |
1954年にジオ・ポンティさんの発案により、ミラノの百貨店リナシェンテが創設したことから始まります。
1956年からはADI(工業デザイン協会)設立により、その時より同協会の主催となりました。
現在では世界各国に多くのデザイン賞がありますが、コンパッソ・ドーロは、世界で初めて真正の工業デザイン賞として誕生し、いまなお権威のある賞とされています。
このデザイン賞ですが、イタリアデザインのレベルの底上げとプロモーションを目的に設立された賞だそうですよ。
だから基本イタリア目線です。
そんなコンパッソ・ドーロの第一回目の受賞作はなんでしょう。
ちょっと考えてみてください。
うちのブログをずっとご覧の人は絶対に知っているはずです。何度も見てます。
それは、
「私だ」
ZIZIなんですよ。
ブルーノ・ムナーリさんのプロダクトですね。
当時ではフォームラバーに針金を入れた製法の玩具は画期的でしたし。
今あるのは2007年に復刻したものです。
賞のことを聞くと、今までこのZIZIに目を向けていなかった人も、ちょっと興味が湧くんじゃないですか?
そういうものですよね。プロダクトは背景、バックグラウンドやストーリー込みで気にいるものです。
そうしたことも伝えながら販売をするのが健全です。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
0 件のコメント :
コメントを投稿