Knollのグラフィック 2017/3/1

3月になりましたし、ちょっとここでKnollのグラフィックでも観ていただきましょう。

良いものが揃っているんですよ。


Knoll本カメラ直撮り以下全部
まずこれ。
1948年にハルバート(ハーバート)・マターさんがデザインしたグラフィックで、トレードマガジンの広告として掲載されたものです。

個人的にトップクラスの好きさです。
不思議とKnollのイメージがわかる気がします。


そしてこれは1967年にマッシモ・ヴィネリさんがデザインしたものです。
Knollで最初の彼のポスターだそうです。

配色から構成から非の打ちどころがありません。
ヴィネーリさんはそもそもKnollのロゴをデザインした人ですよ。

参考 http://case-study-shop.blogspot.jp/2016/06/2016616.html


フォーチュン、ニューヨーカー、でシリーズものとして1964-67年に掲載された広告の一部です。
左を見るに、ペデスタルチェアは未来的なイメージを伝えたかったのでしょうか。
本来の目的は脚のスリム化です。
参考 http://case-study-shop.blogspot.jp/2016/08/201689.html

右はバルセロナチェアの洗練された高級感を感じます。
この時点で40年ぐらい前のデザインですし、ペデスタルと対比としてでしょうかね。


これらはハルバート・マターさんです。

いまはこんなビジュアルって珍しい気がします。

現代はあれじゃないですか、家具のイメージって普通にレイアウトされた空間で伝えませんか?
こんな家具で遊ぶ感じは最近見た記憶がありません。(見てるけど記憶がないだけかもしれませんけど。)

今一周まわってこの手法で広告したら楽しそうですね。


case study shop nagoya
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