いまアーロンチェアリマスタードの特別展示会をやっていますが、こんな分解した状態でアーロンチェアを見せちゃって良いのかな?と気になることですね。
同業他社に真似されちゃうんじゃ!と心配になります。
でもちゃんと大丈夫なんですよ。そんな話をしてもらったことがあります。
まず、本気で真似したり分析するつもりの企業のなら、普通にアーロンチェアリマスタードを買ってきて分解したり解析したりするので、公開しても公開しなくても一緒です。
でもそこをあえて公開することが自信の現れです。
特にこの部分のチルトメカニズムです。(わざとアップの写真にしないのは現場で実際に見てもらいたいからです)
最新のリクライニング機構は、それはもうスムーズで、ものすごいリラックス感あふれる上質なものです。
それを可能にするのが左右に入っているこの金属みたいな板です。
よく”板バネ”なんて説明をしていますけど、この板部分は鉄でもスチールとかでもありません。
もし鉄などの金属だと、長く使用することで疲労し、とても12年間の保証を付けられるほどの耐久性がありません。
それがアーロンチェアリマスタードには、高価な特殊なある素材を使用しており、快適性と耐久性の二つを可能にしているわけです。
もしこのチルトメカニズムを完全に真似して作ったとしても、とてもアーロンチェアリマスタードの価格は実現できないそうです。もっと高額なワークチェアになってしまいます。
この価格が実現できていることこそハーマンミラー社だから出来る業だそうですよ。
簡単に説明すると、ハーマンミラー社は今や世界に向けた大企業です。
アーロンチェアリマスタードも世界に向けてものすごくたくさん製造してたくさん流通させているので、この素材も大量に使用することでうまいことこの価格を実現しているそうです。
繰り返しになるのですが、これと同じチルトメカニズムを使って同じ価格帯にしようと思ったら、相当な投資が必要なワークチェアになるってことです。
それで、それだけ売れたら良いですけど、ハーマンミラー社ぐらい世界的に実績もあり評判も良くないと難しい話です。
見た目は真似できても、クオリティは真似が出来ない。
そんなわけでこうやって内部のメカニズムを公開できるているわけですよ。
参考にどうぞ。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
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