さりげなく映っているT-710の話


今日はレムノスさんネタでひとつ。



http://shop.lemnos.jp/shopdetail/000000000882/
フンプンクロックのビジュアルに使われているこの写真、イームズシェルチェアのヴィンテージが置いてあるのですが、その横に置いてあるのはジェンス・リゾムさんのT-710スモールサイドテーブルです。

でもどうも装いが違うと思いませんか?天板がツヤっぽくて薄いような・・・
そうですよ、現行の物と違います。
これは現在の国内製造品の以前にcase study shopにて販売されていたT-710です。


最初にT-710が復刻されたのは2006年のことで、当初はタイで製造していました。
まとめて安く作ることで低価格を実現してもいました。
その時のが上ビジュアルに写っているT-710です。
天板は無垢材ではなく中材をラバーウッドにしてウォールナットの突板でした。
フレームの底にクッションを付けてもいましたが本来これはオリジナルには無い物です。


だから写真に写っているT-710は以前の仕様です。
レムノスさん、持っていたんでしょうかね。
その後2010年ぐらいに製造を終了します。


現行は2012年に再復刻したものです。天板を最上のアメリカンウォールナットの無垢材に変更をして、天板、フレームともに国内の工場で製造するようにしました。


というだけの更新でした。

レムノスさんネタとか言いながら、結局自分たちの製品の話だったっていう。





case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950

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