Herman Miller 雑談 / 日記 / etc.

どうして優秀な椅子が必要か人間の歴史を知ってください

WORKSPIRITカメラ直撮り

世界で最初のオフィスは中世だと言われています。
この写真は修道士が書状を書いているのかよく分かりませんが、とにかくデスクと椅子がありそこで仕事をするスタイルの原型がここからということです。



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それから時が急激に飛んで1870年代です。
とうとう革命的な機械としてタイプライターが生まれました。
ここで見た目は違えど現在の仕事スタイルと同じ環境が出来上がったわけです。




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そしてご存知パーソナルコンピューターが世に出たのが1970年代です。90年代には一般的に企業でも使われるようになりました。

現在ではもうそれはそれは高性能なコンピューターが我々の環境に根付いています。


さて、何を書きたかったかというと。

ご覧いただいたとおり座って仕事をするというスタイルはここ数百年間で始まったことです。

人間の進化の歴史で考えると、直立歩行を始めたのは400万年前のアウストラロピテクスからだそうです。完全な直立歩行になったのは20万年前ぐらいのホモ・サピエンスからだとか記述が残っています。　（全て根拠は皆さんで調べてください。）

この長い長い何百から何十万年という月日をかけて人類は直立して行動ができるように進化をしました。
そこに来て、たかがだ数百年前に始まった座り仕事という行動は、人類の形からすると想定されていない動きなんです。進化を逆行する行為のため身体に様々な問題が起きます。

座るという行為は身体を無理させているということで、こうした理由で座ると寿命が縮まると研究結果も出るわけです。




https://www.hermanmiller.com/ja_jp/products/seating/office-chairs/aeron-chairs/product-images/

そして現代の最先端を行くメーカーの最新オフィス環境です。

この問題に気づいた人たちは、座って仕事をするのにどうすれば快適になるのかと工夫をして家具作りを始めました。
長年の研究と実験や調査により、人間にとって必要不可欠な要素を補うような椅子を作ることが出来まして、それがアーロンチェアだったりエンボディチェアだったりとするわけです。

座って作業をするのにも、いかにそれを人体に負担を掛けづらく快適にするかを追求しています。
だから考えられていない椅子や作業環境を続けると、いずれ身体が壊れることになるでしょう。


どうして椅子が必要なのかという疑問に関しては、こうした理由を知ってもらえると価値がわかってもらえるはずです。

お金をかけて当たり前の分野だという認識が世間に広まると良いですね。

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