イームズウォールナットスツールです。
昔は”アフリカンスツール”なんて呼ばれてもいましたが、今は全然その呼び名を聞かなくなりましたね。
むしろその呼び名を知らない人の方が大多数なのかもしれません。アフリカ民族椅子をイメージしているということからそうした呼び名があったんですよ。昔の資料を見るとアフリカンスツールが正式名称として載っていることもあります。
https://www.hermanmiller.com/ja_jp/products/seating/stools/eames-walnut-stools/product-images/ |
411、412、413と品番で形を表すのでわかりづらいです。どれがどれやら。
どれか一つ選ぶとすると悩むところですね。
もちろん全部集めてくれるお客さんもいてくれます。
実はこのウォールナットスツールは構想としては全部で8種類(だった記憶が)ありました。
これは知らない人が多いのではないでしょうか。
これが図面なのですが、右側の形は製品化されていません。
スツールの上下の部分を抜きにした図面ですよ。中央部だけパターンを変えて8種類なんです。
試作はされたかもしれませんが、実際に製品としては残っていません。タイムライフビルでは使われたかもしれませんが、その辺詳しいことは私も知りません。
2017年12月のハーマンミラージャパンさん引っ越しパーティーの際には、そのウォールナットスツールの全ての図面が飾られていたんです。
厳選しての製品化が今の3種類ということですね。
もしかしたら全8種類という現在もあったかもしれません。
しかし全8種類だと・・・
この間ウォールナットスツールを購入してくれたお客さんとも話していたのですが、全3種類だから『よし集めようっかな!』という気にもなるのですが、もし構想通りの全部の全8種類だったら最初からコンプリートを諦めるレベルです。
スツールだけでいくらになるんだって話ですから。
『ウォールナットスツールには手を出さないでおこう・・・』なんて消極的になっちゃうかもしれませんね。
それでも全部買ってくれる人もいらっしゃるのでしょうけど。
何でも種類があれば良いってもんじゃないのでしょうね。
case study shop nagoya
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