この二つはブルーノ・ムナーリさんによる作品「Ricostruzione One Teorica Di Un Oggetto Immaginario」です。
読めませんし意味もわかりません。ちょっと難しすぎますね。イタリア語。
昨年開催されたブルーノ・ムナーリ展の資料によると1984-1985年に作られた「空想のオブジェの理論的再構成」だそうです。
この二枚だけダネーゼ社よりポスターとして製品化されているんですよ。
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ちょっとわかりづらいのですが「空想のオブジェの理論的再構成」は一連のコラージュ的作品自体の名称であり、個々の作品名はありません。だから上二つの柄は違うものですが名前は同じく「空想の~」です。
ムナーリさんによるコラージュ作品自体は1940年代からあります。
雑誌のアートディレクターもしていたムナーリさんは紙面を構成する要素としてコラージュ技法を取り入れていました。
さらにムナーリさんはコラージュ技法を発展させて、新たな作品を生み出したのがこれら「空想の~」です。考古学の復元作業のように全体の中の一部のみを使用し、線を引くことで全体を推測させる手法です。
色使いも独特でムナーリさんの美術センスがいかんなく発揮されています。
美術ですが、ムナーリさんの方針として「アートは誰もが手に入れることが出来るべき」ということで製品として発売されています。
ダネーゼのポスターでも人と違った物を望む方や、ムナーリさんファンには良いですね。
興味あればどうぞ。
茶っぽい方
https://www.casestudynagoya.jp/SHOP/danese_ricostruzione-teorica-di-un-oggetto-immaginario1.html
赤っぽい方
https://www.casestudynagoya.jp/SHOP/danese_ricostruzione-teorica-di-un-oggetto-immaginario2.html
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