東京の話 ブルーノ・ムナーリとコズムチェア編


ここは、きぬた公園。そう、東京の世田谷です。
用賀駅から歩いてきましたけど、良い場所ですね、世田谷。初めて来ました。

紅葉までもう少し。リフレッシュになって素敵でした。



ということで世田谷美術館にきました。
もちろんブルーノ・ムナーリ展のためです。


えー、写真は一切ありません。
最近の展示会では珍しい?撮影可能スペースが一切ない硬派な展示でした。またそれも良し。

内容はですね、素晴らしすぎますよ。

これはもう本当に行ってもらいたいです。いやー、ムナーリさんを存じなくても、彼の作品や実績を知ってもらうためにも観に行ってください。
20世紀のイタリアの芸術運動”未来派”もよく分かりますし、なにより彼の”役に立たない機械”を見れるだけでも感動です。

それから図録も絶対買ってください。これは一生モノのの資料となります。

もしあまりムナーリさんのことを知らない人がこの展示を見たら彼のイメージがかなり変わると思います。そうなんですよね、芸術家っぽいんですよね。
実際ムナーリさんはアーティストと表現して良いのですが、プロダクトを多数出している人です。アートとプロダクトは違うものですが、そこが彼なりの考えがあるんです。

ムナーリさんは、「美術は一点ものではなく、多くの人の手に渡るのが良い。」と明言しているんです。
だから彼の作品はプロダクトではあるのですがアートでもあります。
もちろん純粋なアートも多数残しています。”西暦2000年の化石”や”持ち運びできる彫刻”などがあります。

行って良かったです!



で、夜にはコズムチェアのローンチパーティーがハーマンミラーのストアで行われるからと招待があったので来たのですが、19時オープンなのに18時オープンと勘違いした私はそのまま中に入っていってしまいました。でも誰も止めてくれないという。
普通に入って行ってしまっていたんですけど・・・

で、出直して19時に再度来ました。恥ずかしい。



今回のコズムチェアのローンチイベントですが手間もお金もかけています。すごい。
ハーマンミラーストアの二階もこのイベントのためだけにコズムチェア用に一新されていました。コズムチェアのチェアの世界が体感できる空間になっています




それどころじゃない人の多さなんですけどね。

正直アーロンチェアリマスタードの時より人は少ないんだろうなと思っていたのですが、ハーマンミラーさんは集客力がすごいですね、人いっぱいです。



さらに今回は、ハーマンミラー社の新CEOであるアンディ・オーウェンさんが来ていました。彼女のスピーチもありましたよ。
就任して三か月の彼女は、現在世界中のハーマンミラーを巡っているそうです。



いやー、それにしてもコズムチェアは素晴らしいですよ。多分誰が座っても高評価をくだすはずです。
全国の販売店ではこれから展示を発注するので、現地でどの色が売れるか見極めながら相談しながらコズムの感触を確かめていました。私も評判を聞きつつある程度カラーやバリエーションを絞り込みました。



当日はコズムチェアの配色に合わせたドレスコードがありまして、名刺を使った抽選会が行われました。
当選した人にはなんとコズムチェアを進呈です。二名の方が当日コズムチェアを入手しました。

「ディーラーは入れちゃいかんでしょ」と言われつつ私も抽選ボックスに名刺を入れましたが、当たるわきゃないので問題なしです。


顔は写っていないのですが、ハーマンミラー社のシーティングマネージャーであるマリアさんも来ておりまして彼女が直接説明もしていました。
以前エルゴノミックアドバイザーの時に彼女から講義を受けました。
コズムチェア開発の重要なポジションだそうです。


コズムチェア、期待できます。
差し当たり販売はスタートしていますが、展示は来年2月ごろを予定しています。座ったら欲しくなりますよ。


昨日の私、荒れてましたかね?疲れと体調不良の上にお酒入っていたんで・・・


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