昔のイームズソファコンパクトの納品風景


昔はイームズソファコンパクトはこんな風に納品されていたんですよね。

は~・・・すごいし、合理的ですよ。
感心しますし、開封して折りたたみ状態から背もたれを起こす時の行動自体もエクスペリエンスとして楽しげです。

まさにソファコンパクトです。
それでいて幅広なソファとして部屋に置いたときに座り心地も見た目も素晴らしいです。

このデザインでスリムな脚にしたのは先見の明がありますよね。
今の時代にピッタリです。
ロボット掃除機が通りやすいし、脚がでかく野暮ったいものは好まれづらいです。



もちろんご存知の方もいらっしゃるようにハーマンミラー現行正規品のイームズソファコンパクトは折りたたみできませんので、完成品の状態でそのまま納品をします。脚も最初から組み付けしています。

理由の一つに製品の安全性を優先した部分があります。

折りたたみをするというのは金具同士が動くため、その部分が何かを挟むことによる事故が起きる可能性が考えられます。

ある程度ユーザーに任せた納品方法は、その分リスクもありますからね。


ソファコンは良く考えられたデザインでしたが時代とともに形は変えず役割を変えました。

今ではミニマルなデザインのソファとして名作家具の地位に君臨しています。


case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
HP : http://www.casestudynagoya.jp/
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudynagoya.jp

2 件のコメント :

  1. いつも楽しくブログ拝見しております。
    先日、ヴィンテージのソファコンをドイツで見つけたのですが、
    なんと脚のパーツが黒いものでした。
    前のオーナーが個人で業者に頼んで塗装したのかな?とも思いましたが、
    店の人曰く、昔は黒い脚のソファコンも存在していたとのことです。

    黒脚のソファコンの存在なんて聞いたことありますでしょうか?

    返信削除
    返信
    1. いつもブログをご覧いただきありがとうございます。

      脚全部が黒いソファコンは基本的に見ませんが、ヨーロッパはヴィトラ製がありますので、それだったら黒い脚が存在しているのかもしれませんが私にヨーロッパ市場の知識が無いので分かりません!

      削除