今日は長文なのでいつものくだらない前置き抜きでお部屋紹介です!
名古屋市東区のFさんから写真を頂きました。いつもありがとうございます!
Fさんはですね、モダニカ名古屋が開店した当時(17年ぐらい前)ぐらいから通っていらっしゃる数少ない人で、今でもうちの店に来ていただけています。ほんと感謝。
そんなお写真はcase study shopの歴史を垣間見るようで面白いです。
ということでいきます!
まず目に入るのがアレキサンダー・ジラルドがデザインした”各国語であいしてる”の額です。
もうこの時点でこの住人の趣味がうかがえます。おそらくこの年代が好きなんだろうと。
そして玄関マットはcase study shopオリジナルのリンゴマットを特注したものです。
通常はこのように縁が丸く加工がされていません。丸いと温かみが出ますね。
リビング部分でしょう。
椅子は全てHerman Millerヴィンテージのサイドシェル達。もうこうやってヴィンテージのレッドを複数揃えることも難しくなりましたね。
照明はルイスポールセンのPH5。テーブルは不明ですが、ウォールナット色とレッドのシェルと白いPHの組み合わせがまさにミッドセンチュリーっぽくて素敵です。
壁にかかっている帽子は限定色のハングイットオールにかけられています。あのウォールナットの奴です。まったく見えなくなっていますけど。
壁面のアップ。
いろいろありますね!
足元にあるイームズエレファントは2007年にチャールズ・イームズ生誕100周年を記念してvitraからリリースされた限定のプライウッドエレファントです。あとレッドが存在するのですが、各色日本国内では100体限定だったものです。貴重!
左下のほうにあるポラロイドカメラはSX70じゃないですかね。あのイームズが製品紹介ビデオを作ったやつです。
二段のペーパートレーはcase study shopのもの、マルコ・ザヌーゾのキッチンスケールにカッコー時計はlemnosのミュルミュール。そしてたくさんのナウガ達。楽しそう。
テレビ付近。
レアなものがありますね。右側に立っているなんかオブジェっぽいもの。
これはレッグスプリントといって足を骨折した時に添え木にするもので、40年代にイームズが作ったものです。当時はこれを大量生産してたくさん売って稼いだって話です。
テレビ台も雰囲気に合ってばっちりです。
でもそれより気になるのはそのうしろでしょう。
すごいレコードの数!そしてDJブース!
FさんはDJもやっておりまして、自宅にこの特注のDJブース台を作ったほどです。
そしてそのレコードの数は4000枚以上!まさに圧巻!
ショップが開けるぐらいですね。というかここがクラブになりそうです。
さすがに音楽に関しても非常にお詳しいです。いつも勉強になります。
スピーカーもすごい。これだけのものだとさぞ良い音が出るんでしょうね。
防音とかどうなっているのか気になってしょうがないです。
奥のSAFE SEXはキースへリングのもの。
そしてテレビの向かいはソファスペース。
このグリーンのソファはアクタスのもの。気持ちよさそう。
サイドテーブルはスケートデッキスツールで、ティッシュボックスはcase study shopが以前作ったプライウッドのもの。
クッションはパントンとイームズのマハラム生地を使って作ったものに、なんといってもラグはオリジナルモンドリアンラグです。雰囲気ありますね。
奥にさりげなくエレファントスツール。
このクレデンザ(キャビネットのこと)はむかーしcase study shopオリジナルで作っていたものです。
これねー、格好良いんですよ!今でも作れるもんなら作りたいです。仕上げもきれいですし、なにより金具が素敵。縁がテーパー仕上げになっているのもポイント高いです。
上には使い込んだウーテンシロにマルチプラー、ロードレックスの名刺入れにラバライト。イームズの100周年記念の切手も額に入れて丁寧。ごみ箱はプライウッドウェストバスケット。時計はVitraの真鍮製ボールクロック、コートはアントレックスから発売していたもの。見たことあるものばかり。
この額に入ったモンステラは和紙に描かれたもので、オーノテツローさんによる作品です。
格別の出来栄えですね。モンステラと和紙。これほどスタイリッシュなものはあまり見かけません。
今はもうないです。最後の一枚をこのFさんに当時販売しましたので。
サイドテーブルは旧仕様のジェンス・リゾムT-710です。前と今では作りとかいろいろ違います。
キースへリングのポスターと上の映画のポスターはアレキサンダー・ジラルドがデザインしたものだそうです。知らなかった。
最後は最近オーダーしていただいた植物の紹介です。
器だけ持ってきていただいて、植物のイメージを教えていただいていつもお世話になっている植物屋さんにお願いして植え込んでもらいました。(ニコちゃん以外)
缶の雰囲気と相まって素晴らしいビジュアルになりました。ご自身もイメージ通りと喜んでいました。
ということで、どうですか。長くcase study shopと付き合ってきた人ほど楽しめるアイテムが盛りだくさんでしたね。全ての物を拾いきれないので後は各自で見直してください。
音楽と家具の融合。
そんな盛り上がりそうな御宅でしたね!
家具が好きな人は音楽好きが多い印象ですけどどうでしょう?
やはり空間をつくる要素として家具、音楽は切っても切れない関係だからでしょうか。
あ、Fさんは音楽関係のブログをやっていますので興味ある人はぜひ
↑こちらです。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
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