先日F031デスク&F061サイドボードの送料無料キャンペーンをやるにあたってメトロクスさんと話していたんですけど、パストーのワイヤーチェアコレクションの紹介だけでもこのブログですることにしました。
ご存じない人がこの紹介を見て、欲しい!って思うかもしれないですからね。
メトロクスHPから拝借 |
デザイナーはケース・ブラークマンさんで、パストーは1913年から続くオランダの家具メーカーの名前です。
この見た目をご覧になって、これイームズのワイヤーチェアに似ているよね。って感覚は正しいです。それには理由があります。
このワイヤーチェアーコレクションは、
あ、コレクションの名の通りいくつも種類があります。
そこら辺はメトロクスさんのHP見てください。
http://metrocs.jp/products/list/?category_id=&maker_id=&name=pastoe&x=0&y=0
それでこのコレクションは1958年の作品です。一旦製造が終了したのですが、2011年から同じくパストーが製造販売しています。
ブラークマンは40年代から50年代にアメリカに渡り、ハーマンミラーで働いていたそうです。
そこで、特にイームズの仕事に影響を受けたそうです。
そんなわけで、このワイヤーチェアコレクションは、イームズの影響が色濃く出ています。
戦後の資材事情も考慮した作品でもあるんですよ。
このワイヤーコレクションが1958年で、イームズのワイヤーチェアが1951年。
そしてハリー・ベルトイアのサイドチェアが1952年。
このケース・ブラークマンのワイヤーコレクションって、イームズのワイヤーチェアから影響を受けているって説明がされているのですが、私としてはベルトイアのサイドチェアのほうが影響を受けていると思います。
Knoll japanから拝借 |
特に脚の構造が。
ブラークマンは当時ハーマンミラーに居た人間なので、イームズのワイヤーチェアがベルトイアの功績が大きいってことは知っているでしょうし、言っているどころか関わっていたとか見ていたのかもしれませんし、そうするとこのデザインはどっちかと言うとベルトイアかな?と。
参考→ http://case-study-shop.blogspot.jp/2015/08/knoll-201588.html
ワイヤーチェアコレクションとして肘掛付やスツールなどは珍しいので、そこら辺のバリエーションの多さはブラークマン流ですね。
価格はイームズワイヤーチェアやベルトイアのサイドチェアより、少しお値打ち設定です。
これいいねって感じた人は、使ってみませんか?
うちに展示はしていないのですが、販売はしています。
取り寄せはいつでもしますよ。現物はもちろん見たことがあります。座ったことも。
うちはハーマンミラーもノルも正規販売店という数少ないお店なので、そのうえでブラークマンのワイヤーチェアを紹介しているのが面白く感じませんか?
思わないですか、そうですか。
私は面白いと思いますよ。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
0 件のコメント :
コメントを投稿