これはですね、イームズDTMの図面です。図板とも。
場所はハーマンミラーアーカイブなので、並んでいる板は全部ハーマンミラー製品の図板です。
当時はコンピューターとか無いので手書きで図面を書いていたそうなのですが、長期保存が出来て丈夫なものということで、こうやって木の板に直接スケッチされていたそうです。
でも普通に紙面に書かれている図面も存在するので、使い分けは不明です。
図板は現場用という位置づけもあるのですが、本当にただ保存目的でのみ存在するのかもしれません。これは。
今でいうと、データをUSBやHDDに保存して保管している感じでしょうか。
そうだとしたらなんとまあ手間のかかる保存方法でしょう。
でも、データが消えた!紛失した!ってことが無いので、長期保管目的としての目的は達成できますね。現にこうやって60年以上経ってもいつでも見れるわけですから。
それこそちょっと前の媒体で保存したデータはたいてい死んでいますものね。フロッピーディスクとかに保存しているデータはもはや読み込む手段も限られます。
壁画が残っているように、自然的なものにレコードした方が後世に残していけますね。
どうしても消したくない情報は石でも彫りましょう。
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