渡辺力さんの時計の展示を増やしましたよ。
日本のモダンクロックデザインを確立した渡辺力さん。彼は多くの時計をリリースしていました。
その中で、すでに生産を終え忘れ去られてしまったものに光をあて、渡辺力さん本人によるディレクションのもと素材やバランスを見直しデザインされたのがこの八角の時計です。
Lemnos
八角の時計
size W246 H246 D48 mm
価格はこちら http://www.casestudynagoya.jp/SHOP/lemnos-hakkakuno-tokei.html
でも2011年の発売ですから新発売ではありませんよ。
今見直してみると、ウォールナットを贅沢に使った重厚な時計だと感じます。
リキさんのこの八角形の時計ですが、”八角形”にしたこと自体が画期的だったわけではありません。
皆さんも昔を思い出してみてください。実家や古い家には八角形の時計をよく見かけませんでしたか?
なにしろ日本で最初に生産された壁掛け時計は”八角形”をしていたんです。明治時代の話です。
だから”八角形”の時計は日本人には馴染み深いものなのですが、その反面、明治感、昭和感があります。
だから現代の空間を作るときにはあまり使われない形状の時計です。
リキさんの八角の時計は、その八角形の時計をモダンにした。ということにあります。
しかしそれでも今となっては数十年前のデザインですから古さを感じます。実家感がありますよね。
でもいまは一周してうまいコーディネートが出来るんじゃないかと思います。
ダネーゼ製品の隣とか合いますよね。
ジャパニーズモダニズムな逸品としてどうでしょうか。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
0 件のコメント :
コメントを投稿