イームズ流のオフィスデザイン 茣蓙とストレージユニット

MID-CENTURY MODERN P89

この写真は以前ここで紹介したこともあるのでご存知の人には発見が無いかもしれませんけど、今見なおしてもやっぱり面白い光景ですよね。

このインテリアデザインはオフィスセッティングをイメージしておりチャールズ・イームズさんが手掛けたものです。


各所に設置されたイームズストレージユニットとデスクが基本となっており、空間をセパレートするようにもレイアウトして使いやすくされています。
椅子はイームズプラスチックチェアにイームズプライウッドチェアと当時の最新作を使い床には茣蓙(ござ)を敷いています。


茣蓙ですからね、ものすごい感性です。オフィスの床にこの組み合わせで茣蓙を敷きますかね。


まあストレージユニット自体日本の和箪笥からインスピレーションを得ているものですから、そういった経緯でジャパニーズなものを組み合わせたのかもしれません。
イームズハウスでも茣蓙は敷いていましたからね。

よく見ると天井に提灯も見えます。


イームズさんのことを最近知った人のために書きますと、わりと日本の要素を彼らは取り入れていましたので、当時のデザインや光景をみると我々にとっては馴染み深い物が見受けられます。

それでいて壁のアートはジョセフ・アルバースさんのものです。

世界中でこのインテリアデザインをするのはイームズさんぐらいのものでしょうか。(自分のデザインなので当然ですけど)

でもそこに茣蓙を合わせますかね。
靴文化にどうなるのでしょうか。


私はこういった感じが本当は好きなんです。


これでオフィス作りたいという人がいたら私は出来ますのでご相談ください。


・・・いるかな?こんな風にしたい人。


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