フランク・ロイド・ライトの照明作品「タリアセン2」再解釈するプロジェクト新作は遺跡のような「アーキロジカルランプ」

 


TALIESIN HOMAGE - archaeological lamp H2044mm タリアセン オマージュ - アーキオロジカルランプ H2044mm

「アーキオロジカルランプ」は、フランク・ロイド・ライトの照明作品「タリアセン2」を建築家・デザイナーがそれぞれに再解釈するプロジェクト「タリアセン オマージュ」から生まれました。
今回参加したのは2036年に完成予定の帝国ホテル新館を手がけていることでも知られる建築家、田根 剛氏です。田根氏はフランク・ロイド・ライトがマヤ遺跡にインスピレーションを抱き多くの建築を生み出したことを源流に、自身の考古学的(archaeological)手法を用いながらタリアセン2を分析。一体成型されたブロックを垂直に積み上げることで、まるで古代遺跡のような照明を創りあげました。 -yamagiwa HPより



これすごいインパクトですね。
なんか久々にこのブログで何かを紹介しようと思いました。

素材をどうしているのかと思ったらモルタルですか。コンクリでは目が粗すぎますからね。同じものですけど。
石を削るのはコスト的に難しいでしょうからね。
でも今はレーザー切断も出来るとは思いますが、型を作ってモルタルを流し込み成形しているのだと思います。
それにレーザー切断ではカット部が鋭利なため、粗さを出すことは難しいです。
カットした後に表面処理をしないといけませんからね。二度手間。

型を作ってモルタルを流すこのやり方って旧帝国ホテルのテラコッタの作り方と同じなんですよ。
だから手法も再現するためにモルタル成形にしたのでしょう。
流石に焼き物でこのデザインは過重的に心配ですからね。
モルタルはモルタルで表面の仕上げをどうしているのかと思ったらステンレス塗装仕上げをしてあるようです。
塗装ステンレスのことですよね?違うのかな?表面保護の為ですが、モルタルに塗装ステンレスなんてやり方があるんですね。
だいたいモルタルの表面仕上げはリシンなどでしますが、塗装ステンレスだとちょっと輝きと言うか反射が増すかもしれませんね。塗装ステンレスとは違うものならすいません。

中央部はなんでしょうか?鉄骨を入れてますか?

思ってもなかなか製品化には難しかったのではないでしょうか。
なお価格は現在¥2,420,000(税込)です。

高いですけど、もうこれだけのことやっているのでしょうがないです。

一応欲しい人は販売も出来ますのでご連絡ください。
でも私もどうやって納品するのかわからないので、その都度見積もりしますね。


ちなみにライト関係の書籍を読み漁れば何処かに記載がありますけど、ライト本人はマヤ文明の影響は否定しているんですよね。
あと日本建築の関係も否定しており、全部自分のオリジナルだと主張していたそうです。
シカゴの展覧会に行ってますしちょっと無理がある主張ですけど、別に自信があることは良いことです。
どう見てもマヤの影響はありますし、日本建築の影響は否定できません。


と、たまには家具関係について語ってみました。


ケーススタディショップ名古屋
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