ネルソンのCSSってなに?


「ネルソンのCSS」なんてことを、たまーに話題には出すのですが、この場所で説明したことが無かったと思ったので更新してみました。

もともと知識がある人以外には「ネルソンCSS」とか書いていても意味不明ですものね。

いつだって私はこの世界に入ってくる人を歓迎ですから、一から何でも説明していかないと。

この世界って何でしょう?
家具インテリアの世界かな?


GREENBERG書籍カメラ直撮り

"Comprehensive Storage System" 略してCSS。これのことですCSS。
コンプリヘンシブ・ストレージ・システムとカタカナ表記をすればいいのでしょうか。


これはジョージ・ネルソン(アソシエイツ)さんが1957年にデザインをして、1959年から1973年までハーマンミラー社にて製造販売されたシェルフユニットです。

これは最高に格好良いんですよね。
ネルソンプロダクトの中ではレアリティが高く希少で、結構な値段が付く人気のある逸品でもあります。

ご覧のように壁面収納システムで、決まった構造がある訳ではなく縦のバーや棚板や収納を組み合わせて大きな家具にするというアイデアです。

これの良いところは拡張性の高さと、大きな家具なのに搬入に困らない。そして省スペースで最大限の収納力を誇るところです。

これ、いまあったらすごく良い家具だと思うんですよね。
今の賃貸マンションとか一人暮らしとかでスペースを取らずに収納できそうです。
引っ越ししても使え続けられますし、後からバラスことも広げることも可能です。


私は現物を持っていないので資料の写真だけです。ヴィンテージ品しか存在しません。
結構なお値段するのに、そうは売れないのでちょっと。名古屋では難しいかなと。
この価格帯でただ展示だけして置くスペースもないですし。

なんて思っていますが、私のお客さんたちはどこかで購入していたりするので、私が販売していたら買ってくれたのかな?とか考えたりします。


なんやらニューヨークのハーマンミラーフラッグショップでこのCSSが造作されているのですが、


そうですね、これです。この写真は過去にブログで使っているものです。
マハラムの営業さんから送ってもらった写真なので私が撮ったものじゃないですよ。

奥にありますよね、CSSが。
どう見てもヴィンテージ品には見えません。新しく作ったものでしょう。

私が知らないだけで実は復刻化がすすめられているのでしょうか?
もしくはやっぱりこの店舗の什器のためだけとして作ったものでしょうか。でもここまで作ったら製品化出来そうですよね。

木の色が選べたら多くの空間で使えそうですね。欲しいです。


値段すごそう。


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