それまでの話まとめ
アメリカの話① サンタモニカ編
二日目 9月28日(月) ※現地の日にち
この日は朝が結構つらくて、7:15にバンで出発なんですが、朝食が7:00からという割と無理のあるスケジュールから始まりました。
5時に起きましたけど結局2時間ぐらいしか寝れてないですし。ほかの人もなんかそんな感じ。
そんな朝早くからどこに行ったかですが、これが今回の旅の参加を決めた要因でもあるんです。
※当然ハーマンミラーの本社も参加目的ですよ!
※当然ハーマンミラーの本社も参加目的ですよ!
ご存じロサンゼルスにある”イームズハウス”です!
でも外観を見るだけじゃないんですよ。それだけで参加を決めません。
別にイームズハウス自体はイームズオフィスに連絡して現地に行けば見ることができます。外観だけは。
そうなんですよ、現在は建物の老朽化や保存のために、建物内には立ち入り禁止となっています。
予約して観に行っても外観だけ。
予約して観に行っても外観だけ。
でも、この旅に参加すると、なんと、中も入ることができるんです!特別に!
だから行きました。
早朝から出発。
日本と比べて日の出が遅いので まだ明るさはこんなものです。
海沿いを走って、ガデナから大体50分ぐらいですかね。
なんか目的地周辺的な場所で車から降ろしてもらい、徒歩で近づいていきました。ドライバーさんは待ってるって。
205って書いてあるから住所的にはこの辺だな・・・
※後日この場所について書きました。
オブジェね |
どっちでもいいか。
え!いきなり!あれもしかして!
もう完全にそうですよ、これは!
でっかい木はユーカリね |
じゃん |
しかも今回の案内は、チャールズの娘のルシアさんの娘のルシアさんに対応してもらいました!
もうこれ以上ないぐらいのスペシャルな体験です。
ルシアさん、すごくキュートで上品でユーモアもあり、まさに淑女といった方です。質問も気軽に受けてくれて、こんな良い人いるんだ!って思いました。
レイやチャールズの話も何百回ととしているでしょうに、楽しそうに新鮮そうに話してくれます。すごい。
そのルシアさんとともに、イームズハウスの内部に入れてもらいました。
その内部の写真ですが・・・!
ありません。
内部は撮影禁止でした。
著作権的ないろいろな事情があるんです。
だから目に焼き付けておきました。
内部の感想ですが。
感極まるってこういうことを言うんですね。
あの、写真でしか見たことが無かった、あのイームズハウスの中に自分が居るってことが、この空間が現実に存在して目の前にあるということが信じられないぐらいです。
中には超貴重な物がたくさんあり、間近で見ないとわからないたくさんの発見がありました。
オリジナルのイームズハウスバードちゃんもいましたよ。
内部でのルシアさんのレイとチャールズのエピソードも聞けました。
鳥肌もの。
イームズハウス内写真が掲載された資料でも見ることが出来ない角度、棚の中なども見せてくれました。
この女性がルシアさん。
そういえば写真撮影をしなかったので、この遠目の画像しかありませんでした。
今思えばルシアさんとともに記念撮影しておけば良かったです。
まあまた行けば良いか。
イームズハウスに居る間、私が一眼レフの設定をミスっていて白飛びしちゃってるんですけど、この写真はイームズハウスから庭側を見た光景です。
その先は崖になっていて、下に街が広がっています。その先は太平洋。眺めもかなり良いですよ。
でも写真が真っ白になっていたのでここでお見せできないんですけどね・・・
本当は、↑この場所にイームズハウスを建てる予定だったんです。
で、結局、もともとの植物を活かして、現在の場所になったそうですよ。有名な話かもしれませんけどね。
しかし快晴で良かったです。
気候もなにもかも全てパーフェクト。
これで雨降っていたら、、、いや、それはそれで素敵な写真だったかもしれませんね。
内部の写真はダメなのですが、まあギリギリ外観をとっている体でこのぐらいまでは画像に収めておきました。
こう見えて、結構距離が離れていて庭から撮っているんです。望遠にしています。そんな間近では撮りませんよ。
これ以上近づいて写真を撮ると露骨に中をとっている感じになってしまうので自粛です。なんといっても好意で入れてもらっているので、それを無碍にするわけにはいきません。
モンステラが生き生きしすぎ。
たぶんこの写真を撮って公開している人はいないでしょうけど・・・ |
誰かが遊んでいたんでしょうか。
ルシアさんに聞いておけよって感じでしょうけど。
建物も最高ですが、周辺の植物も最高です。
生命力にあふれていて、選定も何もかもすごいです。
植物の写真もたくさん撮ってきました。
それで、このイームズハウスの隣にイームズファウンデーションがあるんですよ。
そっちも超格好良いですよ。撮影ダメでしたけど。
なんとそこで、ルシアさんも含めテーブルを囲みクロワッサンやイチゴ、コーヒーを振舞っていただきました。
向こうのブレックファーストにご一緒した感じでしょうか。優雅、本当に優雅です。
最高の朝食ですよ。最高って言葉何回使うんですかね、私は。
めったにできない経験です。
イームズハウスで飲まれているコーヒー豆が気になりますよね。
ちゃんと私は聞いてきましたよ。
このイームズファウンデーションに居る人たちの中に、福島出身の女性もいらっしゃったんです。
でも日本語はわからないみたいで、どういう経緯でここに居るのか聞いてみたかったです。ちょっと時間が無くて。
このイームズハウスですが、現在は建物存続のために改修や保全を行っており、そのための寄付も募っていたりします。ファウンデーション用の商品を作って販売をして、それの売り上げが寄付されますよってやつ。私も一枚買ってきました。今度見せます。
内部の湿度まで全て計算して何年もかけて行われるプロジェクトで、このイームズハウスを何百年でも残したいという素晴らしいものです。
これほど素晴らしい存在は、いつまでも永久にでも残してもらいたいものです。
Herman Millerの製品を買うことも、もちろんその一端を担っていることになるので、皆さんの協力によって貴重な存在が存在し続けることが出来るんですよ。
Herman Miller社は製品のロイヤリティをEames Officeに払ってますから。Vitraもね。
そんな夢のような時間を過ごした後は移動のためにまたロサンゼルス空港まで移動しました。
二日目の話は続く。
11/18追記 イームズハウスの周りの植物について書きました。http://case-study-shop.blogspot.jp/2015/11/20151118.html
case study shop nagoya
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