Hang-it-Allの箱の話 2016/2/14

ビューティフルディテールズの本を直撮り
唐突ですがこれは50年代当時のHang-it-Allの段ボールです。
ハーマンミラーのマークが入っていませんが、Hang-it-Allは当初タイグレット社が製造していました。
それで、、、最初からハーマンミラー社からの発売でしたっけ?
 
ちょっとヒストリー見てみますね。
 
えーと・・・書いてありました。1953年の部分にハングイットオール発表ってありますね。
最初からハーマンミラー社での発売だったんだと思います。
 
 
輸送用の箱なのに絵が書いてあって非常にユニークです。
外から見て一目でこの箱の中にはハングが入っているってわかりますね。
 
 
そしてこれは現在の新品Hang-it-Allの箱です。輸送用の段ボールなので、ここに直接伝票とかベタベタ貼ります。保存用の箱ではないです。
ちゃんとロゴも入っています。
 
当時の箱デザインを踏襲しているわけです。
さりげないこだわり。
 
こうやって当時の梱包箱のデザインをそのまま使っているのはHang-it-Allぐらいだと思います。
たぶん。ほかにあったかな?あったらすいません。
 
 
良いデザインなので使い続けているんでしょうね。
 
 
ところでこのハングの段ボールをじっくり見る人は少ないと思うのですが、裏側を見ると面白いんですよ。
 
 
シャレが効いています。
 
持っている人はちゃんと見てみてください。
 
既にダンボールを捨てた人は、あれです、もう一個買ったら良いです。
 
和訳は、各々でどうぞ。
私の英語レベルは底のほうですから。読めますが日本語訳に出来ません。
 
 
ところでウォールナットのハングイットオールを買った人はさっきの箱デザインを見て、「あれ?違うよ?」って思うかもしれません。
でも私が違う箱の物を渡したんじゃなくて、実際ウォールナットの箱はこんなのです。
さっぱりしています。他の製品と同じデザインです。
 
マルチとホワイトとブラックだけ、あの当時と同じデザインの箱なんですよ。
何故かというと、それは直接話しますね。

※追記 今はマルチもホワイトもブラックも上写真の無地になってますよ。
 
 
そんなわけで、たまには箱の話をしてみました。
 
 
Hang-it-Allはイームズ製品で一番お安いので入門用として良いですね。
でも壁に取り付けるってのがハードル高めです。
 
 
じゃ、今週もよろしくお願いしますね。
 

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