昨日のヴィンテージアームシェルですけど、1つあることに気が付きました。
前からお店に置いてるヴィンテージのアームシェルと同じ年代です。
左が昨日ので、右が以前からお店に置いてるシェルです。
こう見えて、こう見えて同年代なんですよ。すごい差です。
ビフォー→アフターみたい。
50年中盤のエンボスなしステッカーのみ時代アームシェルです。ゼニスの工場ですが、ハーマンミラーのステッカーのみになっているタイプですね。ロープエッジはないですし初期ほど薄くはないのですが、ショックマウントはラージタイプです。
さらにどちらも同じくXベース。しかもどちらもほぼ使用されてないという点まで同じ。
色に関してですが、最近右側のシェルは普通にシーフォームグリーンだったんじゃないかなって思わなくもないのですが、やっぱりエレファントハイドグレーが退色したのかな。とか考えたり。答えはないです。
グレージュは違うでしょうね。
グレーはいくらなんでもこんな風にならないでしょと判断されるかもしれませんが、60年前ですから、それにこの劣化っぷりなので、想像を超えることはあるでしょう。
どちらも60年前のアームシェルという点は間違いないのですが、それにしてもこれだけ違いがあるかと感動するものです。
かたや新品と見紛うほどツヤツヤで、かたやどうしたらこうなるのかと不思議に思うほどザラザラです。プラスチックが消失してますから。
ピカピカの方は、ヴィンテージ品なのにこのきれいさ!それは価値がある!
ザラザラの方は、この変化こそヴィンテージ品の味!それは価値がある!
となるわけです。
どっちも考え方一つで価値が変わるものです。
自分の好みに合う考え方でいきましょう。
じゃ、来週も宜しくお願いしますね。
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