バウハウスを体現したようなデザイン。洗練されたミニマルさ。多目的に使えるマルチツール。
そしてあのマックス・ビルさんの名作。家具としても超名作。
Wohnbedarf
Ulm Stool
size W390 H440 D290mm
オンラインショップはこちら
この製品が生まれたのは1954年のことです。
当時の西ドイツにウルム造形大学というバウハウスの理念を受け継ぐ教育機関がありました。
そこで学長を務めていたマックス・ビルさんとそのアシスタントが、学生たちのために製作したツールこそが、このウルムスツールです。ウルムのスツール。ホッカー。
あえてツールって表現したのは、座ることだけを目的としてデザインされたわけじゃないからです。
学生たちが腰を下ろす椅子として、サイドテーブルとして、本棚として、その本を入れたまま持ち歩ける道具として、などなど、多目的に使えるものとして造られたんです。
釘やネジを使わない製法で、相継ぎというご覧の通りの方法で形作られています。
いまスイスのヴォーンベダルフ社からこれがリリースされていまして、本体をスプルースという木材を使って製造されています。色の濃い木はビーチです。
ちなみにマックスビル財団はあります。
本棚としてがまた良い。
棒状の部分を持ち手として持ち運ぶことも出来るんですよ。そしてそのまま次の場所で座る椅子としても使えます。
これはMETROCSさんの写真なんですけど、わかりやすいので使います。
こうやって積んでいくと良いですよ。
サイドテーブルとしても本棚としても使える、普段はそんな風に使っていたとして、でも例えば来客があったとかでダイニングテーブルに椅子が足りない!って時に、
このように臨時の椅子に出来ます。
誕生席ですしホスト側が座ると良いです。客人はちゃんとしたダイニングチェア。
臨時じゃなくても座る椅子として使っても良いですよ。オットマンとしても良い。
個人的には、家に最低一つは持っておきたいアイテムです。
なにせマックスビルの名作、これほどカジュアルな価格で手に入るのは優良です。
経年変化も楽しめますし、少しづつ増やしていっても良い。
サイン入り。
やっぱりあるとないのとでは違います。
良さをわかってもらえたらどうぞ。
ところで、このウルム、もともとすごい好きな製品なんですけど、すぐにお店に展示していませんでした。結構時間が経ちました。
ご存じの人もいるはずなのですが、このウルムスツールって過去と現在含めてちょっと複雑な経緯があるじゃないですか。もうないですけどヴィトラ製とかザノッタ製のとか。
それらの確認に時間が掛かっていたのですが、裏がとれましたのでお店に置くことにしました。間違いなく正規品です。
うちは全部ちゃんとした物しか販売しないのです。
case study shop nagoya
愛知県名古屋市中区栄3-33-28 Uビル2F
TEL : 052-243-1950
MAIL : info@casestudy.co.jp
0 件のコメント :
コメントを投稿